2012年4月7日土曜日

二時間フルコース

・一昨日は兵庫県の赤穂市にある、
イタリアンレストランの「さくらぐみ」に行ってきました。
イタリア人はご飯を二時間かけて食べるという話しは、
どこかしらでよく聞きますけど、
「さくらぐみ」のご飯を食べるには二時間かかります。

はじめにトマトソースをのせたフランスパンが出て、
白身魚のカルパッチョ、
帆立を貝ごとスープで煮たやつ、
子牛のスペアリブとイカ、
手打ち麺のボンゴレ、
4種類のピザ、
チヌの丸焼き、
子牛のローストビーフ、
やっとデザートとエスプレッソ。

ワインがたくさんあって飲みたかったんですけど、
この日はビールにしました。
地ビールが7種類ぐらいあったのです。
いいですね!
ぼくは地ビール界の活性化を願うものです。
なんたってビールの飲み比べは楽しいですからね。

「魔女の物語」と「鳥(カラス)」という、
おとぎ話っぽい組み合わせを選びました。
「魔女の物語」はレモンとレモングラスで風味付けしてあるライト系で、
「鳥」はくせのない甘めの黒ビールでした。

はるばる赤穂まで行った甲斐がありました。

・一つ気になったのが、
「さくらぐみ」に行く途中にけっこう大きめの旅館のガラス戸に、
<水族館料理>とでかでかと書いてありました。

いったいどんな料理なのかこれはと思って、
帰ってきてから調べてみると、
大きな生簀がある店のようなかんじっぽいです。

水族館料理って言われると魚よりも、
オットセイとかペンギンとかを連想して、
あまり食欲をそそる名称ではないと思うんですけど、
どうなんですかね。

2012年4月6日金曜日

ヘビ屋(中)

好奇心一つじゃ足りません。
もう一つ勇気が必要です。
勇気があって好奇心がある、
なんだか、大人が描く子どもの理想像っぽいですね。

でもこういう理想像があるなら、
取り戻したい像、
いつかはなりたい像、
と言い換えてもよくないですか。

ぼくの場合「いつかはなりたい像」です。
小学生のころのぼくはたまらない好奇心を胸に燃やして、
ヘビ屋の前に立ちました。
でもぼくは、昔も今も臆病。
ガラス戸に興味津々でへばりついても、
Cant go in。

大人になった今、臆病さは以前健在。
その代わり大人になるにつれて、
臆病さを押し込める知恵はついてきます。
ぼくはヘビ屋に入るために、
「レポートを取る」という偽勇気を手に入れました。

思えば学生って何でもレポートにしちゃえば済むとこがありませんか?

どこかの企業の社長に会いたいときは、
「社長の人生観をレポートにしたいのですけど・・・・」
ナンバー1キャバ嬢とデートしたいときは、
「ケチな男の財布を開くテクニックを研究してるんだけど・・・・」
ヤクザの車に追突しても、
「すいません、極道の方の生態調査をしているのですが・・・・」
これで万事OKですよね。

ともかくぼくは、
レポートを取るためには仕方がない!
というところまで自分をもっていって、
やっとガラス戸を開くことができたのです。
つづく。

2012年4月5日木曜日

デイ&デイ

昨日のブログで『日本世間噺大系』を読んで、
「好奇心を温めなおされた」と書きました。
それで今日になって、
そうだおれは好奇心が冷めてたときがあったぞ、
と今になってつくづく温めなおされた感がみなぎってきました。

こういう一言ってありますよね、
自分で言っときながら、
あとになってこういうことかと分かる言葉。

くり返しの日々、
デイ&デイは好奇心を凍らせます。
「いや、好奇心だけじゃなく人間フリーズかもしれん」
でも今日のところは、
手前そんな大風呂敷を持ち合わせておりませんので、
好奇心だけにしときます。

デイ&デイはなにもニートの専売特許じゃありません。
誰もがデイ&デイ、
明日もあさっても計画が立っております。
立ててないという人も、
「今日を生きる」を道場看板に、
明日も今日を生きるという道筋が立ちますし、
明日の見当ぐらいはおおよそつきます。

デイ&デイ、
いつから人に会わなくてもよくなったんだろう。
デイ&デイ、
いつから髪型を気にしなくなったんだろう。
デイ&デイ、
いつから鼻毛を抜いていないんだろう。

デイ&デイの冷凍庫、
からだという時間が過ぎようとも、
心の味覚は冷却されたまま。

でも人は自分を温めなおすことができる。
あなたが現代人ならレンジで好奇チン。
中学生はもともとナチュラルに好奇ピーン!

2012年4月4日水曜日

ヘビ屋(上)

・伊丹十三の『日本世間噺体系』を読みました。
聞き書きスタイルの作品が色々入ってます。
お店で出すオムレツの奥の深さについて、
塩田の重労働について、
ミュンヘン博物館の理念「本物・触れること・動くこと」について、
それぞれが現場にいる人の話しで書かれている。
どれも体験していなかったら出てこないような話しです。

マンネリ生活の中にいると好奇心はしぼんでしまいますから、
たまに知らない世界の話しを聞くことは、
好奇心が温めなおされます。
自分も何かを知りたいという意欲が湧いてきます。

・ぼくが知っている中で珍しいと思った仕事は、
実家から4軒隣にあるヘビ屋です。
道に面したガラス戸から店内をのぞくと、
生きたマムシが何匹もガラス瓶に入ってます。

猿の頭とか、
まっ白なカエルとか、
鹿の角とか、
そういう類のものが棚に並んでいます。、
小学生のころのぼくは店内に入る勇気がなかったので、
店主のいないのを見計らって、
ガラス戸にへばりついていました。

でも店主がちらりとでも見えると、
慌てて家に逃げ帰りました。
もし中に招かれたら生きて帰れるとは思えませんでした。

お店はぼくが生まれるよりも何十年も前から営業をしていて、
今の店主はぼくの親父と同世代ですけど、
そのまた親父、つまり祖父の代からはじまったようです。
ぼくの親父が中学生のころ、
ヘビ屋の煙突から黒い煙が昇るのは日常的なことだったみたいです。
お店の看板メニューはマムシの黒焼きで、
それを窯で焼くときに出た煙でした。

当時はお店にヘビをまとめて売りに行く、
ヘビハンターがいたみたいです。
こんなお店の近くで育って、
好奇心が刺激されないわけがありません。
20代も後半になったぼくは、
ついにお店に入りました。

2012年4月3日火曜日

カンバックピカピカ

・今日の休み明けは片付けからはじまります。
週末から週頭まで、イベント通しだったので、
片付けがたくさんあるのです。

モップ崖っぷち、
台拭き荒れ、
ドブこみ心中。
そういう気分のテンヤワンヤ掃除になりそうです。
ピカピカにするぞ!

・「書き言葉のほうが自分をそのまま出せるから好き」
身近にいる歌を歌う女の子が言いました。
ぼくもずっとそう思っていたんですけど、
言葉を声に出すことを得意にしている人もそう思うんだと、
考えさせられました。

でも書き言葉だけじゃ暮らしていけないから、
彼女は人の前で歌を歌って、
ぼくは人の前でセンスのない冗談を言う。
人の前で沈黙する手もあるけど、
緊張の海に飛びこんでする会話が、
フロンティアに運んでくれそうな気もします。

ぼくは歌は歌えないので、
昨日の「たかしの日」では、
ジョイマンの存在を教えてもらったので、
さっそくそのモノマネを実験的にした次第です。
(ぼくの芸能界情報は人づてなのでかなり後手です)

「ヒウィゴ、カモーン、ヒウィゴ。
おなかのたるみー、てるみーショーミー」
結果はフロンティアに辿り着くどころか、
溺死でした。

2012年4月2日月曜日

モヤッ短歌

今年初の天テラス席が出ました。
まぶしい日差しの中、
たくさんお客さんが座ってくれました。
けど、長い時間いるにはまだ風で寒くなります。

外ですこしお茶をして、
中に避難してくる人たちがちらほらほらそこここにいました。

ワッフルへそ
シロップまみれの
春みかん
怪しいベリーが
穴にまぎれる

という、モヤッとした短歌も出てきます。
クロード・モヤっと、
モヤリザの誘惑に、
モーヤンが写生する。
本日のテーマを忍ばせるモヤッと三本仕立てです。
え?ゴーギャンをモーヤンはひどい?
しょうがないです、これでもけっこう考えたんですから。

今日は西尾の養寿寺で「たかしの日」が開催されます。
宮本農園コレクションが色々出ると思います。
おにぎりやお味噌汁が振る舞われたりもして、
夕方からはライブがある模様です。
たかし好きの人、たかしを知らない人、たかしが堪能できます。

2012年4月1日日曜日

門出の祝い

昨日は「新芽祭」結婚パーティーがありました。
ぼくはブログで「集まる人たちは陽性たち」と書きましたけど、
やっぱりそうでした。

新郎新婦が入場すると、
チャーリー宮本さんと宮本民子さんからの、
祝いのセレモニーがありました。
チャーリーさんは不思議なハープを弾き、
仏教徒でもある民子さんは魔よけのおまじないをする。
夫婦で人の門出を送り出せるなんて、いいですね。

冒頭のチャーリーさんのスピーチは、
「どうなるんだ結婚式?」というみんなの不安を、
「嵐よどんとこい」に変えるスペシャルスピーチでした。
ぼくの記憶が断片的で申し訳ないんですけど、
おおよそこんなかんじでした。

「昨日は天気。
明日もおそらく天気。
でも今日は嵐みたいな雨です。
どうですかみなさん、
二人がこれから
生きていくことそのものみたいじゃありませんか?
でも、夕方には太陽が出るでしょう。
それまでの間、ぼくらは二人の旅を祈りましょう。
愛は家庭からはじまります」

新郎が切った竹コップでみんなは、
鏡開きした「尊王」の樽から酒をすくって飲みました。
ピザ屋さんの「石窯 in car pachipachi」は、
ハート型の焼きたてピザを出してくれました。
演奏家たちの歌が歌われ、楽器が鳴らされました。
そして夕方、
まぶしい太陽が現れました。

今日はアーユルヴェーダ2日目です!
宮本夫妻が舞っています。