2015年10月7日水曜日

ドリップコーヒーのワークショップ

来週は〈カフェ プレインソレイユ〉による
コーヒーのワークショップ「Journey of coffee」が開催されます。
コーヒーのWSはオーシャンにとっても、
プレインソレイユの宮地さんにとっても初めての試みです。

スタッフ内の勉強会では何度か凄腕のバリスタを招いて、
カプチーノ講習をしていただいたこともありましたが、
今回はドリップコーヒーのワークショップです。

“コーヒーを淹れる”という習慣は今の日本では、
“納豆をかき混ぜる”並みに常習化しているんじゃないでしょうか。
美味しいコーヒーの淹れ方の情報は、
得ようと思えば本でもWeb上からでもいくらでも出てきます。

その、日常にありふれた“コーヒーを淹れる”という行為を、
わざわざワークショップを通して学ぶ意味とは何か?
ぼくは、ワークショップの楽しさは交流だと思ってます。
もちろん参加者同士の交流も生まれれば、
講師である宮地さんという個性との交流を通してコーヒー職人の奥深さを知れる。
どれだけ自分に真剣であるか。
宮地さんという人を見ていると
「自分に真剣であるか?」という問いかけをぼくははじめてしまいます。

「自分がいる業界のことにどれだけ精通しているのかが
その道で成功できるかどうかを分ける」
とこないだ読んでいた本に書いてありました。
宮地さんはコーヒー業界のことを面白く語る。
知識があって、それは足の軽さからやってくるのか、
関東から関西、
名だたるコーヒー職人が淹れたコーヒーを語る。
その活き活きとした話しからはコーヒーの香ばしさが漂ってくるみたいで、
生唾をごくっと飲んでしまう。
毎回宮地さんに会うたびにぼくは勉強させていただき、
自分の仕事への気持ちも奮い立たされます。

宮地さんの個性は、
コーヒー家として生き方を決めているところから滲み出ています。
生き方を決めた人は話しが明快です。
迷いのない言葉は、
聴く人にとってカフェインのように目を覚ます力があります。

今回のワークショップではコーヒーのお供に、
ぼくはシナモンロールを石窯で焼かせていただきます。
ぜひお楽しみにしてご参加ください。

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