2012年5月31日木曜日

デザート化

昨日はスイーツ担当のナオミyoが過ちを犯した。
噛み噛みホール担当のりょうちゃんもよく犯す過ちです。
その過ちとは、
スコーンにベーキングパウダーを入れ忘れることだ。
BPを入れ忘れたスコーンは、
科学界でそういうアイテムを発明したというほどの、
水分吸収率100%を誇る。
一口でも口に含んだ瞬間、
ただでさえスコーンのぱさぱさ具合にびっくりすることがあるのに、
ノンBPスコーンは口内をデザート化。
デザートのつもりで頼んだのに、
デザートちがいでデザート化(砂漠化)を引き起こす天変地異。

この真っ先にエコ問題でバッシングを受けそうなスコーンが、
大変身した。
一口サイズほどに苦労して叩き割ったスコーンを
もう一度オーブンで焼く。
そこで都合良く出来上がったのが、ビスコッティ。
これはザクザクしてておいしい。
たぶんビスコッティを発明した人も同じ過程を踏んだのだと思います。

2012年5月30日水曜日

名古屋建築

ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を見てきました。
タイムスリップ系の映画はつまらないという
先入観がぼくはあります。

侍が現代でサラリーマンをやるとか、
現代の医者が江戸時代に行ってしまったとか、
なんだかもうこの設定の時点で見る気をなくさせます。
こういう設定は「名古屋建築」みたいなもんじゃないですか。

「名古屋建築」が正しい名称だったか分からないですけど、
住宅にしてもビルにしても
正面の飾り付けは豪華にするけど、
横と後ろはケチって安物の外壁材にする建物のことです。
見栄っ張りが多い名古屋じゃそういう建物が多いみたいです。

映画でも同じように設定で人目を引こうとしているようなのは、
どうせ中身はそれほどでもないさ、
と勘ぐります。
タイムスリップものは何度も見るものじゃないな、と。

でも「ミッドナイト・イン・パリ」はおもしろかった。
過去の偉人がただ名台詞を言うだけじゃない。
ヘミングウェイとかフィッツジェラルドとか、
本で読んで想像する通りの人格で演じられていて、
こういう演出がファンの心をくすぐります。

それに、パリに行ったことのある人は特に楽しめると思う。
「あ、ここ歩いた!あ、ここも行ったぞ」
という映像がたくさん出てくる。

それで、その映像がきれいなんです。
そういえばパリってすごいきれいだったなー、
なんて自分の記憶がリフォームされる感覚がありました。

2012年5月29日火曜日

曲者顔(下)

策略を成功させる男は悪者に見られる、
と昨日書きました。

ぼくの知合いが昔いた職場の社長の話しです。
仮に「居酒屋の社長」ということにしときます。
今から30年も前に居酒屋をはじめて、
バブル時代にはそれなりに勢いがあり、
西三河に店が5、6店舗あった。

社長の格好はけっこう地味だった。
周りに金をまき散らす訳ではなかったけど、
気付けば車が新車のベントレーに変わっていたり、
朝食はいつもホテルのモーニングだったらしい。

羽振りが良ければ「儲かってるんだな」と単純に分かるわけだが、
気付かないところで金を使っているところが発覚すると
妄想が先走りする。
「なんだなんだ、こっちには一銭も回ってこないじゃないか」
「一体どんな汚いやり口をしてるんだ」
なんて言い出すのがいる。
そしてとうとう、
「あいつは腹黒いぞ」
みたいなただの悪口になってくる。

その腹黒さに拍車をかけたのが、社長の不倫だった。
しかも相手は自分のところの社員の店長。
その不倫のことは暗黙の了解で従業員はみんな知っていた。

その不倫があからさまに表に見えるのは、
週一の店長会議のときだった。
売上げが悪かったりする店舗の店長はヤリ玉にあげられて、
とことん絞られた。
しかし、社長の不倫相手がいる店だけはどれだけ売上げが悪かろうが、
指摘されることはなかった。

ある日の店長会議のときだった。
会議がはじまってすぐ社長の不倫相手が切り出した。
「今日はみなさんに報告があります。
私、結婚することになりました」
会議場は一瞬シーンとした空気が流れた。
(一体誰と!?まさか社長と!?ええ!?)
すぐに謎は解けた。
沈黙していた社長が立ち上がったのだ。
「し、清水くん、君、結婚しないって言ったじゃないか!」
社長してやられたり。
店長会議は解散。
二人の深夜にまでおよぶミーティングになった。

その後、店長は無事寿退社した。
そして時代はバブルも弾けて、
社長のベントレーは国産車に変わった。
こうなるともう、悪者顔という感じはしなくなる。
むしろイカツイ社長の顔も、
人間らしい曲者顔に見えてきた。

2012年5月28日月曜日

曲者顔(中)

・昨日は「曲者とは一体何者なのか」ということを考えました。
じゃー、曲者顔とはどんなものか。
ルパン三世みたいに口を隠して「クックック」とほくそ笑む猿顔か。
いやちがう。
元巨人軍の元木選手みたいな顔か。
いやそれもちがう。

曲者顔とはつまり、おっとり顔だ!
なんだかほんわかしていて、
腿のところがタマネギみたいに膨らんでいる短パンを履いている女子。
失敗すると目に涙を溜めるので、
何かきついことを言いたくても言えず、
むしろ守ってあげたくなるような女子。
「アハハー」とかわいげに笑いながら急ブレーキ急発進をする女子。
つまり曲者顔とは、女子顔のことだ!

ぼくが何か痛い目をみたとか、そういうこととは関係ありません。
それは女の人たちが自らそう名乗っているからです。
「曲者ってだいたい女よね」「そうよねー」
と女子小学生からオールドミスまで皆そう言ってます。

曲者女子は抜け目がないけど、
曲者男子は抜け目がある。
THE曲者・光秀明智が最後は取っ捕まって失敗に終わり、
ルパンはいつも峰子に煙に巻かれる。

もっと言えば、策略に成功した男は悪者になりますけど、
女の策略はかわいいところからヒドイところまで
「ありゃ曲者だ」になるんですよね。

・今日は「ミッドナイトインパリ」を見に行ってきます。
楽しみにしてたウディ・アレンの新作。

2012年5月27日日曜日

曲者顔(上)

曲者顔っていうのは確かにある、という話しになりました。

簡単な付き合いじゃわからない。
友だち同士だからこそ簡単には気付かない。
曲者というのは、
仕事や旅や恋愛など長い時間行動を共にして発覚する人間像です。
感情的になったりして人の本心がさらけ出る状況になったとき、
はじめて「曲者」だと分かる。
(あれ?普段と言ってることがちがうぞ)みたいな。
(なんだ?いきなり爆発したぞ)みたいな。
そういう過程を踏んでついに、
「あいつはなかなかの曲者だぞ」となる。

言っていることがちがったり、
突然爆発したりするということは、
心の天井裏にこそこそ忍び寄るものがあるから
何かのきっかけで噴出するのでしょう。
それだけなら「心の不安定さ」ということになるんでしょうけど
それとはちがう(ちがうと思う)。

だって
曲者は周りの仲の良い人たちを巻き込んでいくからです。
曲者に巻き込まれた人たちは、
自分たちサイドが正論を握っていると思ってる。
明智光秀みたいに。
でも明智光秀とその共謀者たちにどんな大義があったとしても、
明智光秀こそTHE曲者だと見られます。

そしてそれが曲者の損なところじゃないですか。
たとえ彼の言うことや爆発が正論だったとしても、
相手をする人にとっては「何やつ?曲者だー!であえであえー!」になる。
天井裏から躍り出てきても、
ふつう穏やかな話し合いでは済みません。
やるか、やられるかで、血は免れない。

そういう曲者には共通する表情があるかもしれない、
「曲者顔」はいるかもしれない。
曲者が起こした事件をウワサしていると(ウワサっていうとこっちも十分な曲者ですね)、
そんな方向に話しが転がったのでした。

2012年5月26日土曜日

炙り海苔

・そら豆の収穫が終わって、
メニューで出すのは今週末か、
少し残っても来週で終わりそうです。
そら豆シーズンは約1ヶ月ありました。

そら豆のクリームパスタ。
そら豆のかき揚げ。
そら豆のミネストローネ。
そら豆のパウンドケーキ。
そらー、色々できました。
そして分かったことは、
そら豆はやっぱりおいしかったということです。

食べ逃した人は
来年の五月にまた会いましょう。

・昨日はオーシャンディナーの貸切り予約があって、
10名の方々が来てくれました。
料理のシメにおにぎりと味噌汁を最後に出そうと
握っていたんですけど、
自分らの分も一個ずつ作ろうとなりました。

握りまして、
ぼくは海苔をおにぎりに巻く前に
ふと過去の記憶がよみがえってきてコンロで海苔を炙りました。
さっと両面が焦げないていどに。
そして海苔をおにぎりに巻き、
仕事中だという現実も遠い彼方に消えて、
間髪を逃さずコンロの前でおにぎりにかぶりつきました。
パリッ、モチッ。
この食感!
はあ、今思い出してもたまりません。

昔、ぼくのおばあちゃんがおにぎりを作ってくれるとき、
うちの海苔はだいたい湿気っていたので、
いつも海苔を使うときにコンロの火で直に炙っていたのです。
それをさっと巻いて手渡してくれる。
ぼくのほうもそれをパッと受け取ってかぶりつく。
パリッ、モチッ。
この食感!
はあ、今思い出してもたまりません。
はあ、何回でもこのやり取りをくり返せそうです。

炙った海苔は歯当たりのみならず香りも数段増します。
あの、歯で薄い海苔をパリッと破るときの感触。
その次に、やさしく握られたモチモチの米にたどり着く。
このおいしさは何なのでしょう。
ヨーロッパの食べ物で例えるなら、
クロワッサンに共通するおいしさかもしれません。
クロワッサンの薄い層を破って中のもっちりにたどり着くみたいな、
あの歯に当たった瞬間の感触が近そうです。

ぼくはもうコンロの前で、おにぎり片手に幸せな一瞬。
その横から店長のJ子は、
「よかったね、家の海苔がいつも湿気ってて」
となかなか痛烈です。

2012年5月25日金曜日

チェーン店の店長

昨日はどぶろくパーティーをしながら、
チェーン店の店長はどこもはりきりすぎてるという意見で合致した。

宮本タカシは某カレーチェーンでバイトをして3日目にこう言われた。
「おまえ今日は調子があんまりよくなさそうだな」
「いや、そんなことないです。元気です!」とふつうにいつもの調子タカシ。
「そういうときは素直に調子よくないって言えよ」と店長。
そんなふうで
よく理解できない価値観から当時学生だったタカシは、
早々にその職場を辞めることにした。

またもう一人、
シーマンという接客が苦手な彼の思い出はこんなんだった。
シーマンは学生時代に某和系ハンバーガーチェーンでバイトをはじめた。
そこは女店長だった。
まだ仕事をはじめてから一週間もたたないうちから、
食器を片付ける場所がわからず怒られ、
食器洗い機に入れてはいけない食器を入れて怒られ、
接客が固いといって怒られ、
動きが遅いといって怒られ、
けっきょく人格的にへこまされたシーマンは辞めた。

〇〇乃滝というチェーン居酒屋でバイトをしていたゆかちゃんは、
当時大学生のかわいい女の子。
店がヒマなとき他のバイトは上がらされたのに、
ゆかちゃんだけ閉店まで残される。
そして二人になった途端「どこか遊びに行こうよ」トーク全開。

店長にもなると、
なんかしらの権力を振らずにはおられないもんなんですかね。

2012年5月24日木曜日

テラベーゼしようよ

・アオジソ・テラベーゼがパスタのメニューに加わりました。
それからパクチ・テラベーゼに、
バジル・テラベーゼと、
この三本立てで夏に風穴を開ける予定でいます。
「今日はテラベーゼしようよ」
どうですか?流行りませんか?

・格好はカジュアル、性格はフォーマルことヤーマンは、
引っ越しの計画を二ヶ月も前に立てたのにもかかわらず、
家も決まってるのにいまだ実行に移せず。
その理由は「コンセプトが曖昧なんですよね」
とアーティスト気取り。
ただ1つ決めていることは「視線を低くすること」らしい。
テーブルに椅子ではなくて、
ちゃぶ台に座椅子、そういうイメージのようです。
でもそれじゃ、コンセプトだどうだと言ってますけど、
たんなるオジイサンだ。

・今週の週末に開催されるRock ont the Rock では
オーシャンのカヤック&パドルボード体験会があります。
砂浜からすぐに出発できるので、
気になる人は遊びにいってみてください。
ぼくはお店にいますけど。
だからお店にお茶休憩にきてくれてもいいです。

2012年5月23日水曜日

ホンカクな野菜

オーシャンの料理の中でもサラダは顔です。
肉も魚も使ってないですから、
これが売りにならなきゃ売れるものがありません。
だから野菜にかけては
そこらじゃ食べれないホンカクを出したい。
伊丹十三は「サラダにおける本格」でこう言っています。

「サラダというものは、第一に野趣のあるものでなくてはならない。
日を一杯に浴びて育った野菜を、
今畑からとってきたきたという感じでばりばり食べる。
これがサラダの根本精神である」

それからこう言う。

「ほんとうのレタスは、やはり緑色でなくてはかなうまい。
そうして、緑色の野菜というものは、
必ず特有のほろ苦さや、辛さや、軽い渋みや、ひりっとした香りを持つものであって、
だからこそサラダというものは生き生きした食べ物なのだ」

そういえば最近ピーマンの味がしないピーマンを作ることに成功したなんて
ニュースがありましたけど、
大衆向けとか子供向けに「くせ」のないふうに改良されてるんですね。
こういう「嫌いな人中心」で決められた方針は「味気ない」そのものですね。

ピーマン好きの人はどこに行けばいいんだ?ただでさえスーパーで売ってるピーマンは味がないのに。
最近父親から、
このピーマンの味を少しでも残す食べ方を教えてもらいました。
なにも特別な調理法とかじゃありません。
ただ中身の種をくり抜かないだけのことです。

ピーマンを半分に割って、
茎の部分だけ包丁を入れて落として終わりです。
それをそのままカレーでも炒め物にでもする。
ただ緑色の食感があるだけという食べ物に飽きた人は試してみてください。

2012年5月22日火曜日

ユニオンジャックのスニーカー

・本物を見極める目は、
悔しい思いをする前に養っておきたいです。
買い物をする上で教訓になったことがあります。
ロンドンへ旅行に行ったときのことでした。

ぼくは友達から依頼されたニューバランスのスニーカーを買うために、
靴屋に行きました。
友達が欲しがっていた♯1300のタイプはすぐに見つかった。
「MADE IN ENGLAND」とユニオンジャックの刺繍が入っていて、
触ったかんじも柔らかい。
ちょっとやそっとじゃ靴擦れもしないです。
ぼくもこれを一足もっていますけど、
アキレス腱と甲の上の部分がソフトタッチで良いです。

ぼくはすぐそれを店員に渡すと、
見ているうちに自分のスニーカーも欲しくなって、
一つ記念に買っていこうと思いました。
これだっていう配色の70ポンドのが目に止まって、
すぐに決めました。
♯1300は80ポンドでした。
これは日本の半値以下です。

靴をリュックに二足入れて、
ぼくは旅行にコンバースを履いて行ったんですけど、
ぺちゃんこなソールで足裏が痛くなっていたので、
公園でさっそく履き替えることにしました。

グレー地に蛍光イエローのスニーカーです。
店員に渡したときも思ったんですけど、すごく軽い。
さすがニューバランスと感心するぐらいでした。
公園で履いてみようと思うときまでは。

リュックから自分のために買った靴を出して、
やっぱり軽いなと思ってはじめて点検したんですけど、
あのユニオンジャックの刺繍がない。
甲のところのタンをめくってみると、
「MADE IN CHINA」とありました。

軽い正体が分かりました。
ただ単に生地をケチっていたんだ。
ああ、それを軽くて品質の良いものだと思って買ったんだ。
ああ、調べればすぐに分かることだったのに。
ああ、中国製なら日本で買ったほうが安いじゃないか。

ぼくの悔しいところは
「軽い」ことの価値の勘違いです。
感覚で選んで失敗すると、
いつまでも悔しさがよみがえってきます。
これもきっと「考えるな、感じろ!」の効用でしょうね。
何かを選ぶときこの記憶がよみがえって、
「自分の感覚」に敏感になります。

・iMac使いはじめてます。
ああ、買って良かったー。

2012年5月21日月曜日

くも・くも・くも


・パソコンがしばらく前から調子わるく、
とうとう今日ネットに接続できなくなってしまいました。
つい6時間前はつながったのに。
だからこれはiPhoneで書いています。
でも、丁度今日は新しいパソコンが家に届く予定です。
iMacが。
まだネットがつながる状態のときに注文をしました。
デスクトップです。
覚えてるかぎり
ぼくのネットショッピング高額ランキングの一位です。
iMac」11万円。
「吉本隆明五十度の講演CD」5万円。
「アバクロンビー&フィッチのダウン」250ドル。

ぼくは7年間今のNECのノートを使ってきましたけど、
けっきょく持ち歩くことはほとんどなかったです。
ずっとパソコンを選ぶ基準はノートでした。
今はちがいます。
今は「机に向かえる姿勢」が基準です。
ワイヤレスのキーボードなら腕の位置とディスプレイを
いい感じのポジションに合わせることができて、
猫背にならずにすみます。
それにiPhoneがありますから持ち出す必要もほぼなさそう。
そしてぼくは閉じこもりっぱなしだぞ、ということで。

金環日食、西三河の人たちはあんまり見れなったみたいですね。
ぼくも、くも・くも・くもでした。

2012年5月20日日曜日

イケイケな人

・本日のテラベニュース速報は
オーシャンの宮本タカシなる人物をフォーカス。
おとといのTシャツはまっ黄色に、
「GO!GO!」というプリントでしたけど、
きのうのTシャツはまっ赤で
「TO!GO!」というプリントでした。

ようするに、
イケイケなんだということです。

・今日は夕方からライブです!
ハワイから直送で届いた葉っぱがでかいです。



2012年5月19日土曜日

早とちり

・だんだんと畑チームが忙しくなってきました。
草刈り、
野菜やハーブの収穫、
田植えの準備、
苗の移植。
色んなことがお店の周りで動いてます。

みんなお昼には汗をかいて「腹減ったー!」
と言いながら帰ってきます。

今畑で仕事している人たちは7人います。
それがみんな腹ペコで帰ってきますから、
賄いご飯も豪快になります。
鍋いっぱいにカレーやパスタ。
パーティー用の長皿に野菜をこれでもかというほど盛る。
色んな野菜のフライが次々に揚がる。

ウッドデッキでみんなでご飯を食べて、
食後は体力温存のために昼寝をするのもいれば、
店で食後のカプチーノを作ってみようとするのもいます。
でもスチーマーにまだみんな慣れておらず
だいたい泡立てに失敗してふつうのカフェ・オレになってます。

・なんだかのどかな日だったので
ブログまでのどかになってしまいました。
冗談の一つも書かなきゃ終わるに終われませんので、
一つ「本日のピックアップ」をしておきます。

ホールのりょうちゃんは言葉をよく噛み、
よく聞き違いをします。
昨日もありました。
というより毎日あるんですけど。

まずはお客さんからのオーダーを厨房に告げるために
カウンター越しから宮本タカシを呼ぼうとして、
「タカクシ!」と
「たかし」と「くん」の合体技。

そして次に
りょうちゃんが一人で物置を片付けているときに
ぼくが「いらない私物はこっちにもらうよ」と声をかけると、
「異物!?異物!?」
と「いらない私物」の省略化。

この、別の言葉になってしまったのに
それをしっかり最後までいうところが力強い、
という早とちりです。

たぶんぼくが知らないところで、
お客さんとの間でもこういうやり取りがあるのではないかと
踏んでいますけど、どうなんでしょうか。
なにかみなさんのほうであれば
「りょうちゃん早とちり箱」まで投函ください。

2012年5月18日金曜日

酒粕は人気だった

先週から「酒粕ジンジャーミルク」と、
「酒粕入りパウンドケーキ(vegan)」がメニューに入ってます。
ぼくはこれ、なんか地味な感じがするから
「あんま頼まれねーだろうなー」と内心思ってたんですけど、
なんてことはない。
すごい頼まれるではないか。

しかも、渋い年代の人が頼むのではなく、
若い女の子からの注文が多い。
やっぱり女子は自分のからだをいたわることも仕事ですからね。
健康食品には敏感なんです。

オーシャンは自前で発酵食品を作ってるので、
お菓子にも料理にも、
色んなところで豪快に使ってます。

暖かくなってきた季節に登場したメニューですけど、
内側から暖まるものは季節問わずからだに与えたくなります。

男子たるぼくも最近そう思いはじめました。
十代の頃のからだとはちょっとちがうぞ、と。
昔は暑かろうが寒かろうが氷水をガブガブ飲んでいましたけど、
今それを風呂上りにでもやると、
胃がキューと縮こまるような感じがします。
「あれ、ぼく胃をビックリさせちゃったかな?」と不安に思い、
みぞおちの辺りをさすってしまいます。

マッチョ系男性諸君からしたら、
「なにを軟弱なこと言ってやがる」と一蹴されそうですね。
ぼくは胃に穴が開くタイプの人間ですけど、
そういう人はきっと脳の血管が切れる人間です。

2012年5月17日木曜日

センス?オア・ノンセンス

オーシャンでは今リトルイーグル展開催中です。
演出がいいです。
昨日はみかんの花が咲いた枝を切ってきて、
それが飾られてまた風雅です。
この香りがまたセンスを引き立てています。

センス。これはオッサンになっても磨き続けたい要素ですね。
年をとるにしたがってセンスを失っていく同年代を見ると、
思わず「勝ったな」と思うようになってしまいました。
これはぼくの性格が悪いというよりも、
昔はキラキラしてたのに、
今は人生の消化試合みたいな急激な老化のGAPが、
そう感じさせるのだと思います。

どこの中学とか高校もそうだと思うんですけど、
流行りに敏感でカッコイイとかカワイイなんて言われて、
モテていた人たちがいますね。
当時はなにやら陽性パワーや甘酸っぱい恋バナエキスを発射して、
いつも楽しい遊びをしていたモテルグループ。

ぼくの学生時代といえば、
こういう派閥に反発、ヒップホップロード。
アンチ前向き、パンチ正論、だから彼女ができずにセンチMEN。

Rちゃんという元ヤンがいます。
彼女は中学の卒業式にもビシリと刺繍ランを決め込んでくる子でした。
十代でママになりずっと会っていなかったのです。
それが久しぶりに会うと、
ママとして年を経てきたのをまったく感じさせずに、
ちゃんと着飾ってちゃんと人に見られることを意識している。
それになによりも楽しそう。
さっきの消化試合とは逆の、プレーボール。

展示会は後半戦に入りました。
まだ見てない人、遊びにきてください。
色んなものが目に飛び込んできます。
虫とかじゃないですよ。
色んな新鮮なものが、です。

2012年5月16日水曜日

ラザーニャ

伊丹十三が『女たちよ!』の中で、
おばあちゃんから梅干の漬け方と梅酒の造り方を聞くのを忘れて、
それを死んでから気付いて「しまった!」という、
「惜しいことしたエピソード」がありました。
真似をしても、
もうどうやっても同じ味にはならないみたいです。

ぼくにもそういうことがありました。
うちのおばあちゃんは大判焼きを焼き続けてウン十年。
外はサックリと、中はほどよくアンコがとろりと出てくる。
小さいころから食べ続けてきたのですけど、
食べれなくなってからその愛おしさに気付きました。
「ああ、ちゃんと聞いとけばよかった」と思います。

今どき「クックパッド」があるしレシピなんてなんとでもなる、
とそう言ってしまえば言えるわけなんですけど、
やっぱり試行錯誤の味で、
ウン十年かけて築いた味には色んな気配りがレシピに足されてます。

こういう個人がウン十年かかけた味が、
家の味とか思い出の味になるんでしょうね。
うちの母親にもそういう味があります。
アメリカ人ですけどラザニアをよく作ります。

挽肉とたまねぎのトマトソースに、
カッテージチーズとラザニアを何層かに重ねて、
オーブンでこんがり焼くと表面がカリッとした食感になる。
中身はラザニアとチーズでからまりあうので、
これをフォークでてきとうに切って食べる。
はみ出たトマトソースとかチーズはフランスパンですくったり、
サラダといっしょにして食べる。

小さいころはこれが好きじゃなくて、
食べるものがこれしかないから食べるというかんじでしたけど、
いつからか当たり前のように食べて、
いつからか進んで食べるようになりました。

そういえば前ぼくが営業の仕事をしていたときに、
関西人の取引先の人にラザニアの話しをしたら、
会うたびに「おまえんちのラザーニャ食べさしてん」
と100回ぐらい言われたことがあります。

それでとうとうラザニアをアルミホイルに包んで持っていきました。
「おまえんちのマザーのラザーニャおいしいわー」
と言いながら食べてましたけど、
こてこての関西人が食べるラザニアは何か別のものに見えますね。

2012年5月14日月曜日

スキルアップ・タン

どうやら今月のスキルアップ・タン(舌を肥やす会)は、
フューチャリング・メキシコシティーになりそうです。
実は今オーシャンには、
メキシコ人のカリーナという女の子が仕事を手伝いにきてくれています。
そこで彼女から、
ヴァカモーレとタコスを直伝してもらおうという計画になりました。

なんといってもメキシコ料理に欠かせないのはサランチョロです。
なんどもこのブログで言ってますけど、パクチーのことです。
日本のスーパーではサランチョロは2、3茎がパックに入れられて、
198円とかで売っていますけど、
メキシコのスーパーなら同じ値段で束で売っているようです。
それだけ日常で使われている。

それが日本じゃ2、3茎。
この量でいったいどう使えばいいんでしょうか。
嗅いで満足すればいいんでしょうか。
たしかに病みつきになるので、
麻薬だと思えば安いもんですけど。
でもサラダにしようと思ったらやってられないです。
まったく。

ぼくはサランチョロ旋風が巻き起こると、
自信をもってオーシャンから発信しています。
今でも毎朝畑から一束ぐらいは届くので、
タイカレーといっしょに出したりなど。
しかし「パクチーをのせたタイカレー」と言うと、
これがまた全盛期のゴジラ松井並みの敬遠率。

このサランチョロ、
メキシコ料理でもたくさん使われていて、、
タコスとなるとみんな喜んで食べてくれます。
サランチョロはたくさん入ってるんですけどね。

説明がなければおいしく食べれるのでしょうか。
それとも、パクチーは名称からくる先入観がありますから、
サランチョロだと言えばおいしい野菜だと思ってもらえるんでしょうか。
オーシャンのメニューではとりあえず真正面から、
もっとも知られている名称の「パクチー」で説明しています。

ほんとにお客さんが嫌いで、
新しい発見スキルアップ・タンどころか、
舌が割れてスプリット・タンになってしまったら大変なので。

軽食メニュー

さいきんのオーシャンの課題は、
「軽食をどうするか」というところです。
オーシャンのランチは2時までです。
でも世の中には夕方の4時にご飯を食べたい人もいるわけで、
お腹がぐうぐう鳴っている人にお菓子だけのメニューじゃ、
スタッフみんなしのびなく思っているのです。

それで色々試してはいるんですけど、
まだ「これだ!」ってものを探り出せていません。
それなりの完成度を求めようとすると時間がかかりますし、
だからといって「あっためてよし」じゃ芸がありません。
「芸」をオーシャンはかなり大切にしています。
芸のない野暮なメニューでもなんとか工夫をこらしたい、
オーシャンにはそういう部類の人たちが多いようです。

だからたまにぼくは、
「味が良ければそこまで細部をいじらなくても」
と思ってしまうんですけど、
やっぱり芸のあるものが作り上げられると嬉しくなります。
「お、クリームをそう巻いて、花をそこに飾ったか!」
みたいなことにいちいち感心します。

でも工夫も、とらわれたらいけないですね。
料理や飲み物が冷めてしまったら元も子もないですから。
工夫にとらわれず、
食べ頃を逃さず、
そういうふうに作りたいです。

今日は休みです。
欧州サッカーがどこもきのうでリーグ戦終了です。
8月が待ち遠しくなります。

2012年5月13日日曜日

商店街で買ったダーツ

きのうから「Little EAGLE 新作展示会」がはじまりました。
お店が色んな飾り付けをされてにぎやかになっています。

ぼくはさっそくストールを買いました。
これから暑くなっていく季節には使わなくなる一方ですけど、
「すぐ使いたい」という想像よりも、
「いつか使いたい」という想像が勝ちました。

「いつか使いたい」と思って買った物、色々あります。
蝶ネクタイもその一つです。
赤いチェックの蝶ネクタイで、
半年ぐらい前に買っていまだ使うときがないです。
気に入っているんですけどね。

ダーツセットもありました。
これはもう何年も前に地元の商店街で見つけました。
このダーツは大人の重厚なものではなくて、
マジックテープで矢が的にくっつく子どものおもちゃみたいなものです。
でもこれの変わってるところは、
その的にポイントの変わりに服のイラストが描いてあるところです。

ジャケットとか、
ズボンとか、
Tシャツとか、
ブラジャーとか、
ストッキングとか。
そして真ん中には王冠が。

そうです、お察しの通りこのダーツは「脱衣ダーツ」なのです。
矢で的を射抜いたらポイントをもらえる代わりに、
対戦相手は服を脱がないといけないというゲームなのです。
エキサイティング!
ぼくはまさか地元の小さな商店街に、
こんなノーベル賞ものの商品が売ってるとは思ってもいなかったので、
高ぶった気持ちそのままの勢いで買ってしまいました。

しかしいまだこのゲームの使用回数ゼロ。
女の子がいやがるんですよね(当たり前だ)。
だからといって男たちの遊びで使うにはチャチすぎる。
一人で遊ぶには時間の無駄。

もしぼくとこのダーツをやりたいという人は、
お問い合わせください。
男性はご遠慮ねがってます。

ダーツはともかくとして、
リトルイーグルの展示会、
見るだけでも楽しいデコレーションになってるので、
遊びに来てはいかがですか。

2012年5月12日土曜日

オーシャンの裏世界

オーシャンには裏世界があります。
そんなダークサイドな舞台でなにがおきているか、知りたいですか?
暗殺、麻薬取引、人さらい。
フフフ、そういうところまではまだ手を出しておりません。

昨日はしぼりとられた白い物体が店に運ばれてきました。
店のスタッフはみんなすっかり興奮気味になります。
容器に移したものを鼻でかいでみます、おお。
そして味をみるために舌の上にのせる、おお。

ピリッときて、
酸味もある。
うーん、上物だ。
まったりとした「サケカス」だ。

袋にどっさりとあるサケカスを台にあけて山分け。
ムフフフ、と悪そうな笑いがあがる場面です。
どうするよ?こんなにあるぜ。
どっぷりサケカス風呂にでも浸かるかい?
それともたっぷり使って美顔パックにでもするかい?

スタッフのりょうちゃんはギャングっぷりを発揮していました。
皿洗いをしながら、パク。
ホールの注文を聞いて帰ってくるたびに、パク。
通りすがりに、パク。
サケカスの前を通るたびに、パクパク。
ツマミ食いです。
そしてその言い訳は、
「昔、おばあちゃんにからだに良いから食べていいよって言われたの」

まあでも、そんなつまみ食いはかわいいもんです。
仕事の帰り道にぼくは彼女に電話で言いました。
「今日はサケカス風呂にでもするかな」
「なにそれ、臭そう。そんなの汚いじゃん。
なんで魚なんか風呂に入れるの」
「いや、鮭じゃないよ・・・・」

とにかく、これがオーシャンの裏世界。
一歩踏み込めばデンジャラスな人たちでいっぱいだ。

2012年5月11日金曜日

パクチ・テラベーゼ

サランチョロが、
いわゆるパクチーが畑で少しずつ育ってきました。
なので料理に
でも「パクチーをのせたタイカレー」とか、
「ブリトーにサランチョロを添える」とか、
こういうふうに料理の説明をすると、
パクチーは付けないでくださいと言われることが多いです。

じゃ敬遠する人が多いからつけないでおこうとか、
いやそれよりも我がスタイルを貫こうとか、
真ん中をとって注文のときにトッピングを選んでもらおうとか、
そんなことなら軽く1、2枚ふわりと乗せとこうとか、
もうとにかく悩みます。

ぼく個人の好みとしては、
タイカレーにもブリトーにもパクチー欲しい派です。
タイカレーには葉っぱを山盛りに浮かべて、
ご飯といっしょにしゃきしゃき食べたいです。
ブリトーではサルサの中に刻んだ葉っぱを入れると、
格段に風味がよくなるので好きです。

きのうは午後から時間がすこしあったので、
夏に向けての冷製パスタの試作をしました。
これまたパクチーです。
ペスト・ジェノヴェーゼに次ぐ、
パクチ・テラベーゼです。

そのソースを氷で冷やした生パスタにからめるというものです。
試作1号から期待できる感じに仕上がりました。
来月ごろには冷製パスタもメニューにのると思います。
ぜひ食べにきてください。

2012年5月10日木曜日

過去のGW

オーシャンはきのうが二連休明けで、
GWも過去に去りました。
忙しかった日々は過去のアルバムに仕舞われてから、
色んな感想やら反省が出てきます。
それにしても「過去のアルバム」って名称は、
Jポップ風ですね。

忙しいと、
酔っ払ったときと同じように視界が狭くなります。
ヒマはヒマで、
神経が麻痺して酔っ払ったときと同じようになります。
だからといって平常通りはといえば、
仕事中にもつい他のことを考えて酔っ払いたくなる。
まったくなんてこった。
にっちもさっちもいかねえですね。
分かってるのはのっち(パフューム)がカワイイってことぐらいです。
Jポップですけど。

でもやっぱりいちばん本性があらわになるのは忙しいときですね。
ふだん隠している自分の癖とか性質が暴露されます。
考えて動くヒマがないですから、
むかっ腹が立ったりとかしたときも隠すヒマなく、
そのままあらわになってしまう。
そういうときはなるべく飛び出ちゃう感情をたぐりよせたい。
Jバックみたいに(大富豪のルール)。

2012年5月9日水曜日

野菜スープ

そういえば一昨日のバーベキューで、
野菜がたくさん残ってみんなで持ち帰りました。
一人暮らしでビニール袋一杯分の野菜は多すぎます。
固形で食べるには多すぎます。

しかしこれをスープにすれば、
多すぎるなんてことはありません。
大きな鍋を一杯にして煮込んでいるうちに、
どんどん野菜が小さくなっていく。
そしてうま味成分が出てくる。

ぼくが持って帰った野菜は、
カリフラワー、
ナス、
ニンジン、
キャベツ、
キノコ類色々、
アスパラ、
これらがぜんぶばらばらになって袋一杯分です。

まず野菜を細かく切る。
サイコロ状でもなんでも、
自分の食欲をそそる形状に細かくする。
そしてこれらを油で炒めてから、
水を入れて煮る。

家に香辛料が余っていれば入れる。
うちにはタイムとローレルがありました。
味付けは塩こしょうとコンソメです。
家にいるときは「手間をかけず」というのが自炊がいやにならずに続けられるヒケツだと思っています。
グツグツきてから二〇分もすれば完成します。

うちの母親はきまって、
家の誰かが病気になるとチキンヌードルスープを作りました。
小さな小指の爪サイズのヌードルです。
でもぼくはそういうヌードルは用意してないので、
チキン風味野菜スープになります。

食欲がないときでもスープにすればけっこう食べれますし、
朝昼晩いつでもいけて、
パンにもご飯にも合う。
おまけに野菜がたくさん食べれて、
具沢山のみそ汁みたいなかんじのスープです。
野菜が余ってるときにいいです。

2012年5月8日火曜日

温度差があるとき

温度差があるとき。
それは当事者にとって精神的ダメージ大。
プライドは地に落ち、
できることはただ恥を忍ぶことだけ。

温度差があるとき、
いつも被害者は元気な人たちのほう。
その空間内にいる人たちはただ、
恥を見なかったことにするだけ。

きのうオーシャンではバーベキューがありました。
午後からちらほらはじまり、
おいしい食べ物を食べ、
極上な酒(ビール)を飲む。

そして夜も更けてきたころ突然雨が降ってきました。
パラパラ、ザー。
ぼくらは慌てて屋根のあるウッドデッキに食べ物などを移した。
そして別の男手たちでコンロを運ぼうとしたそのときです。

その中の一人の男性はいつも陽気な33歳の猟師。
溶接してつくった特注のコンロはかなり重く、
4人で運ぶことになった。
20台そこそこの力のあるやつたちが揃っところで、
いざもちあげようと猟師は掛け声をかけた。
「さあいくよ、せいー・・・・りっ!」

特注コンロは持ち上げられ、
すみやかに屋根の下に移動がなされた。
そして掛け声は誰にも触れられず、
雨の音にまぎれて消えていった。
サウンド・オブ・サイレンス。

そして遠くからそのデンジャラスな現場を眺めていたぼくと、
猟師の目が合うと、
SOS信号満載の顔が送られてきた。
パラパラ、ザー。

2012年5月7日月曜日

レンタルスペースの撮影会

・今日はお店は休みなんですけど、
オーシャンメンバーとその周りが集まって、
バーベキュー風景の撮影会をやります。
ドラッカー風に言うとこうなります。
撮影は手段であって、
おいしい食べ物を食べることが目的である。

この写真を使って、
HPに「レンタルスペース」を紹介するページを作る予定です。
オーシャンのウッドデッキはバーベキューだけじゃなくて、
小規模の音楽イベントだってできる広さがあります。
こんな良いスポットを放ったらかしにはできません。
もっとみんなに使ってもらいたいです。

・ぜんぜん関係ない話しですけど、
きのうの「爆笑 大日本アカン警察」に出てたローラがおもしろかった。
ひさしぶりにゴールデンタイムのテレビを見ました。

2012年5月6日日曜日

テイクアウトして海を見ようぜシステム

昨日は春日井から来てくれたお客さんがいました。
ネットの口コミを見て、
わざわざオーシャンのためだけに来てくれました。
ほんとにうれしいことですね。

オーシャンは遠くから来てくれる人がけっこう多いです。
ナンバーを見ていても、
地元の「三河ナンバー」と同じぐらいか、
日によってはそれ以上に市外県外ナンバーを見かけます。

これだけはるばるやって来てくれるからには、
くつろいで、来て良かったと思ってもらいたいです。
それプラス、
それと同じだけ地元の人たちが地元の店として使えるように、
気軽に寄れる店であれたらとも思います。

そこで昨日から、
「テイクアウトして海を見ようぜシステム」をはじめました。
遠くの人、
近くの人、
どっちの人もより楽しんでもらうために、
席がいっぱいなときや外に出たいときは、
ドリンクやスコーンだけでも先に買えるようにしたのです。

海岸沿いを散歩しながらコーヒーを飲んでもいいし、
ウッドデッキでスコーンを食べてもらってもいいです。
夕陽に向かって「チャーイ!」と叫んでもいいです。
だけどビールを飲む人は、
良い気分になって崖から転落しないように気をつけてください。

色々やってみたり、
やっぱり戻してみたり、
先にすすみながら後ろを見てみたりしてます。
「われ、満たされたり!」と言われることを目指して。

2012年5月5日土曜日

アフォガード

・昨日からプチデザートが二種類に増えました。
ずっと虹色米プリンできてましたけど、
もう一つ「アフォガード」が加わりました。
バニラアイスに熱いエスプレッソをかけるやつです。

オーシャンの豆はオーガニックのグァテマラです。
おいしいエスプレッソができるので、
コーヒーとデザートをダブルでいきたい方、
欲張りチョイスができるようになりましたよ。

たまにスタッフの誰かがアフォガードのことを
アヴォカードと言ってしまうことがありますけど、
ちゃんとアフォガードが届きますのでご安心ください。

・最近読んだ本でおもしろかったのは、
エルモア・レナードの『ミスター・マジェスティック』です。
メロン農家をやっている男が主人公なんですけど、
とくに理由もなく悪者に目を付けられて畑を襲撃されてしまいます。

どこの国の悪者も理不尽ですね。
人の畑に勝手に押しかけて、
「仕事をくれなきゃ、メロンを売り物にならんようにしたるぞ」
という悪ノリで突っかかってきます。

でも爽快なのは、
実は主人公である農家の男は昔、
軍隊の教官をやっていて作戦を立てるのが得意技。
そこで悪者たちをコテンパンにやっつけてしまうという、
すこぶるアクションテイストな物語です。
こういうのって読み出すと止まらなくなります。

2012年5月4日金曜日

ビーガンクリーム

・オーシャンでは今までスイーツとかに
ビーガンクリームを出していたんですけど、
今後はふつうの生クリームと二つ用意します。
基本は生クリームで、
ご希望の方にはビーガンクリームを出させてもらいます。

ビーガンクリームとはなんだ、
という方に案内させてもらいますと、
動物性のものを使っていないホイップクリームで、
豆乳やナッツが原材料のものです。

お菓子はバターも卵も使っていないビーガンのままです。
でもこれからアイスクリームメニューが色々登場する予定ですけど、
これは当然乳製品になりますので、
お知りおきください。

・ゴールデンウィーク中はありがたいことにたくさんの方が
来てくれています。
ただ申し訳ないことに、
オーシャンはそんなに大きな建物ではないために、
お持ちいただくことがあります。

そういうときなかなかスムーズにことが運ばなかったりするので、
ごめんなさい。
でもスタッフはたくさんの方が来てくれるとうれしいです。
ありがとうございます。

2012年5月2日水曜日

パフパフ

今週末からパフェをはじめます。
パフェ。
つぶやくだけで楽しい気分になります。
パッフェ。
いったいどんなパッフェができるんでしょう。
パフェイ。
海風にエスプレッソと、生クリームのパフェイ。
そうさ、パッフェーイ。
きみとぼくとでパッフェーイを食べにいかないかい。
二人だけのパフさ。
きみとぼくとで、パフパフしようよ。

カヤックツアー

オーシャンのカヤックツアーパンフレットができました!
かわいらしいマンガになっていて、
楽しげな想像が膨らみます。



もう海は気持ちの良い季節になりました。
外を見てるとウィンドサーフィンをしている人たち、
カヤックにくり出している人たちがいます。

三河湾内ではカヤックをするのにも穏やかで、
たまに猟師の船が通ったり、
運がよければスナメリに会えたりして、
日常とも陸地とも離れた目線をかんじることができます。

低いんです。カヤックに乗ったときの目線は低くて、
海をすすむ手応えがあります。
アクセルをひねって出る速度感とはちがう、
流れに乗ったときの速度感がじかに伝わってきます。

まだカヤック未経験の人は試してみてください。
その前にマンガを読んで想像を膨らませにお茶をするのもいいです。
オーシャンは新しいライフスタイルを提案中です。

2012年5月1日火曜日

ビールフェア②

・昨日はビールフェアに行ってきました。
ベルギービールを20種類近く飲んだと思います。
でも豪快に20杯も飲んだわけではなく、
ちびちびとみんなで味見しあって20種類です。

ベルギービールは平均的なアルコール度数が高いと思います。
どれも7、8度はありました。
高いやつだと10、11度がざらなので、
ふつうのビールの感覚ですすっているといつのまにか酔っ払います。

みんなの中でいちばん人気だったのは「ロシュフォール 10」でした。
濃厚なんですけど、ぐいぐい飲めちゃいます。
それとサッパリ系では「ヒューガルデン」がおいしかったです。

どれもみな曲者揃いで、
これだけたくさん種類がありながら味のちがいもある、
っていうのが「舌を肥やす会」にはもってこいです。
好き嫌いというのも出てくるんですけど、
それ以上に味覚探検を楽しめました。

引き続きゴールデンウィークです。
飲みすぎちゃった人、
遊び疲れちゃった人、
海を見にお茶をしにきてはどうですか?