どうやら今月のスキルアップ・タン(舌を肥やす会)は、
フューチャリング・メキシコシティーになりそうです。
実は今オーシャンには、
メキシコ人のカリーナという女の子が仕事を手伝いにきてくれています。
そこで彼女から、
ヴァカモーレとタコスを直伝してもらおうという計画になりました。
なんといってもメキシコ料理に欠かせないのはサランチョロです。
なんどもこのブログで言ってますけど、パクチーのことです。
日本のスーパーではサランチョロは2、3茎がパックに入れられて、
198円とかで売っていますけど、
メキシコのスーパーなら同じ値段で束で売っているようです。
それだけ日常で使われている。
それが日本じゃ2、3茎。
この量でいったいどう使えばいいんでしょうか。
嗅いで満足すればいいんでしょうか。
たしかに病みつきになるので、
麻薬だと思えば安いもんですけど。
でもサラダにしようと思ったらやってられないです。
まったく。
ぼくはサランチョロ旋風が巻き起こると、
自信をもってオーシャンから発信しています。
今でも毎朝畑から一束ぐらいは届くので、
タイカレーといっしょに出したりなど。
しかし「パクチーをのせたタイカレー」と言うと、
これがまた全盛期のゴジラ松井並みの敬遠率。
このサランチョロ、
メキシコ料理でもたくさん使われていて、、
タコスとなるとみんな喜んで食べてくれます。
サランチョロはたくさん入ってるんですけどね。
説明がなければおいしく食べれるのでしょうか。
それとも、パクチーは名称からくる先入観がありますから、
サランチョロだと言えばおいしい野菜だと思ってもらえるんでしょうか。
オーシャンのメニューではとりあえず真正面から、
もっとも知られている名称の「パクチー」で説明しています。
ほんとにお客さんが嫌いで、
新しい発見スキルアップ・タンどころか、
舌が割れてスプリット・タンになってしまったら大変なので。