2012年5月22日火曜日

ユニオンジャックのスニーカー

・本物を見極める目は、
悔しい思いをする前に養っておきたいです。
買い物をする上で教訓になったことがあります。
ロンドンへ旅行に行ったときのことでした。

ぼくは友達から依頼されたニューバランスのスニーカーを買うために、
靴屋に行きました。
友達が欲しがっていた♯1300のタイプはすぐに見つかった。
「MADE IN ENGLAND」とユニオンジャックの刺繍が入っていて、
触ったかんじも柔らかい。
ちょっとやそっとじゃ靴擦れもしないです。
ぼくもこれを一足もっていますけど、
アキレス腱と甲の上の部分がソフトタッチで良いです。

ぼくはすぐそれを店員に渡すと、
見ているうちに自分のスニーカーも欲しくなって、
一つ記念に買っていこうと思いました。
これだっていう配色の70ポンドのが目に止まって、
すぐに決めました。
♯1300は80ポンドでした。
これは日本の半値以下です。

靴をリュックに二足入れて、
ぼくは旅行にコンバースを履いて行ったんですけど、
ぺちゃんこなソールで足裏が痛くなっていたので、
公園でさっそく履き替えることにしました。

グレー地に蛍光イエローのスニーカーです。
店員に渡したときも思ったんですけど、すごく軽い。
さすがニューバランスと感心するぐらいでした。
公園で履いてみようと思うときまでは。

リュックから自分のために買った靴を出して、
やっぱり軽いなと思ってはじめて点検したんですけど、
あのユニオンジャックの刺繍がない。
甲のところのタンをめくってみると、
「MADE IN CHINA」とありました。

軽い正体が分かりました。
ただ単に生地をケチっていたんだ。
ああ、それを軽くて品質の良いものだと思って買ったんだ。
ああ、調べればすぐに分かることだったのに。
ああ、中国製なら日本で買ったほうが安いじゃないか。

ぼくの悔しいところは
「軽い」ことの価値の勘違いです。
感覚で選んで失敗すると、
いつまでも悔しさがよみがえってきます。
これもきっと「考えるな、感じろ!」の効用でしょうね。
何かを選ぶときこの記憶がよみがえって、
「自分の感覚」に敏感になります。

・iMac使いはじめてます。
ああ、買って良かったー。

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