2012年12月31日月曜日

断熱フィルムと井戸水

張りました、部屋の窓に断熱フィルムを。
日本の古い建築をオシャレだという人があります。
とんでもないことです。
ぼくは死にそうです。
いや、死にそうでした、です。

北風が木枠のすきまをくぐり抜け、
エアコンの熱を土壁は守りもせず、
ホットカーペットは尻に敷かれてるだけの薄っぺらいやつです。
氷点下を下回った場合、
水道管が外を通っているので、
蛇口をひねるとくみ上げ式の井戸水に氷が混じってきます。
さらにひどい氷点下の場合、
水道管の中で凍りついて出てきません。

しかし、この刃物のように冷たい水も、
部屋があったかければうまい水になります。
水道水にあるカルキ臭もなく、
自然にミネラルも含まれてて水質がいいです。
地下水なのでたまに保健所で検査しないといけないという
手間はありますけど、それ以上の価値になってそうです。

そして今ぼくは年の暮れも差し迫ったところで、
水をごくごく飲んでいます。
冷気、すきま風、殺人的だったあのころ。
もう恐れることはありません。

バッ!(カーテンを開ける音)
昨日から何回カーテンを開けて、
窓に手をかざしたか分からなくなってます。
ぜんぜん寒くない。
断熱フィルム、ばりばり利いてます。

みなさんもどうですか、
水をくみ上げ式にしたら。
それで毎朝心の深層をくみ上げるという、
象徴的遊戯をしてみるのは。

2012年12月30日日曜日

世界のぼやけているところ

数を計算し記録するにはどんな方法があるでしょうか。
電卓を使って紙に書く。
少し昔になるとそろばんを弾くのが当たり前だった。
さらにその前はドングリとかを並べていた(と思う)。
しかしもっと大昔にはどうしていたか。

「文字はなく、指揮官が兵士の数を計算するのには、
羊の糞を使った。後では木に刻み目をつけて
記録することを覚えた」

というのは4〜6世紀にかけて栄えていた、
〈柔然〉というモンゴルの遊牧民族です。
この民族はかなり好戦的に伝えられており、
色んな国を侵略していたそうです。
幹部たちが集まりコロコロしたフンを地図上に並べて、
将棋のようにフンを刺しながら、
熱烈な議論によって作戦計画を立てていた(と思う)。

この岡田英弘の『世界史の誕生』は、
日本を東において、
欧米を西においたら、
その真ん中辺りの成り立ちを教えてくれます。

中央ユーラシア大陸があると言われて、
どこからどこまでなのかぼやけていたのが、
モンゴル帝国の栄枯盛衰とともに輪郭が浮かんできます。

2012年12月29日土曜日

影響をうける者

インテリアの印象が残る。
きれいな風景が残る。
好きな色彩が残る。

ぼくは食べ物に関する映像が人間にとって、
いちばん記憶に残りやすいものだと
勝手に決めつけてましたけど、
どうやらそうじゃなさそうです。

みんなからはけっこうオシャレ意見が出てきました。
ただ一人ヤーマンは変なことを言っていましたが。
彼には映像というか影響されたシーンがあると言い出しました。

「『ディパーテッド』で悪い役のディカプリオが
バーで頼むドリンクがクランベリージュースだったんすよね」

それを見て以来ヤーマンはバーに行くとき、
決まってクランベリージュースを頼むことにしてるそうです。
しかし、ちょっと待てよ。
僕は言いました。
君はぜんぜんワルじゃないじゃないか。
むしろクランベリージュースを頼みそうじゃないか。
そこにはぜんぜんギャップが生まれないぞ。

そういうことを話した後で、
よくよく考えていたら僕にもそういう経験がありました。
高校生の頃でした。
『ファイトクラブ』でタイラー・ダーデンが風呂に浸かって、
濡れタオルを目に当てて、
ビールを飲んだりタバコを吸うシーンがあります。
こうやって書くとかっこよさが伝わらないんですけど、
かっこいいんです。

もちろんマネしました。
マネしたところ、
「Are you smoking in the bath!?」と
母親に怒られました。

2012年12月28日金曜日

ラムか?チャイか?

昨日はオーシャンの今年最後の営業日でした。
最終日は〈満月Bar〉でしめくくられました。
夜のオーシャン、かなりいいと思います。
来年はさらに夜が充実しそうな。

昨日は仕事じゃなかったので、
ぼくはラムチャイを飲みながら生演奏を聞いてました。
熱いココアやコーヒーにも調和するラム。
生姜とスパイスが染み渡るチャイ。

そんなからだをあっためる東西の横綱同士が取り組んだら、
場内突っ張り合いの、
場外座布団飛び交うわで、
汗もほとばしり出る天王山です。

今日はお店を大掃除して2日までお休みになります。
ピカピカにしときますので、
また来年きてください。
ブログではオーシャンの休日をハイライトしてると思うので、
どうぞ見にきてください。

バカなものを見ると自分のことを正気だと頭は錯覚しますから、
ほんとうはバカでもモルヒネが効くように
自覚を遅らせることができます。
まあ、これを読んでる人は頭がいい人に決まってますけどね。
・・・っていうのは落語の常套文句です。

2012年12月27日木曜日

記憶に残る食べ物映像

人にとっていちばん記憶に残る映像は、
どんなタイプの映像なのか。

心がドキッとする美男美女、
トラウマに触れるような嫌なイメージ、
夢に見るような理想の楽園、
変なポーズ(タイタニックとか明石家さんまみたいな)。

僕はこれは、〈食べ物〉に関するものだと確信してます。
昨日はマーティン・スコセッシの『グッドフェローズ』を見ました。
それはもう、映画自体は面白いです。
でも記憶に残るのは、食べ物のシーンです。

『グッドフェローズ』はマフィアの話です。
強奪、殺人、脅迫ずっとそういうかんじなんですけど、
たまに〈食べ物〉のシーンがぽつんぽつんと
存在感をもって入ってきます。
その部分だけ編集して鮮明にしてるんじゃないか、
と思うぐらい印象的です。

たとえば、主人公のヘンリーが逮捕されて、
刑務所のエピソードに切り替わるところがあります。
その最初のシーンは、
ニンニクをカッターの刃で超薄切りにしている
どアップの映像です。

切り替わったとき何をやっているのか
ぜんぜん分かりません。
画面手前の緑(パセリ)、
一面のベージュ(まな板)、
画面奥に転がる黄緑の丸いもの(オリーブ)、
艶光りした人間の爪、
その爪がにぎる銀色のカッターの刃先、
透け透けの極薄ニンニクスライス。

「ムショでの楽しみは飯だった。
パスタではじまり肉か魚料理と続く」
というセリフが入って、
(刑務所の中でマフィアたちがコース料理を作るところが面白い)
やっと料理のビビッドな映像だということが分かる。

もう一つ面白い〈食べ物〉映像があります。
麻薬捜査班のヘリコプターに追われながら、
相棒に銃を届けないといけなく、
さらにコカインで混乱しながらヘンリーが作りかけの
トマトソースを気にする一連の流れです。

車でヘリコプターを振り払おうとしながら、
逃げ込んだ家で自宅に電話をかけて、
弟にこう言います。
「おい、ちゃんとトマトソースをかきまぜてるか?
ぜったい焦がすなよ!」

それで弟が
「分かってるようるさいなー」
というかんじで受け答えしながら、
かき回すトマトソースもまた印象的でうまそうです。

2012年12月26日水曜日

自慢の防音パネル

オーシャンの今年の営業日は残すところ、
今日を入れてあと二日になりました。
明日の最終営業日はヨガもあります。

今年はヨガ環境もよくなりました。
先週から厨房との間に
防音パネルを取り付けれるようになりました。
だいぶ物音が軽減されます。

ぼくはけっこう好きだったんですけど。
包丁がトントン野菜を刻む音とか、
食器とかカチャカチャ重なる音とか、
そういう音と調和するぞという訓練みたいに思えて。
「おれはどんな環境でも集中できるぞ」
っていう達成感が得やすいです。

でも気に障りはじめると、
もうヨガどころじゃないって話にもなりますからね。
包丁が変なふうに、
「トン、トトトン、トトン、トン」
とかいってたら、
片足でバランスなんかとってるとき転びそうですし。

ぜひ、体感しにきてください、
オーシャンの防音パネル。

2012年12月25日火曜日

十二夜

今日から十二夜です。
嵐の神であり冬至の神であるオーディンは
8本足の白い馬にまたがって、
グングニルの槍を片手に、
死者の軍勢をしたがえて天空からやってくる。
十二日の間地上で荒れ狂ったあと、
この世に豊穣をもたらすそうです。
ゲルマン人の神さまはかなり強そうです。

昨日はぼくもオーディンのようになって、
アジのフライを揚げました。
まずグングニルで魚を貫きまっ二つにして、
白い粉に叩き付け、
卵の軍隊が突撃をかければ、
パン粉の嵐が吹き荒れる。
そこに怒りで煮えたぎった油の中でおよそ3分、
黄金色に輝く姿となって新聞紙の上に取りあげたら、
スパイシーさとマイルドさを兼ね備えた
ブルドッグ中濃ソースをかける。
まだ油のシューという音が聞こえてるところを、
このシューという音が消えない前に、
この時点で箸をどこに置いたか忘れちゃったら
もう手でいっちゃってください。
両はじを指でつまんで、
肉厚な胴体のほうから食べる。
ゲルマン人ありがとう、
そういう気持ちになります。

2012年12月24日月曜日

海の見えるクリスマスの日

オーシャンは今日、
クリスマスランチとディナーの日です。

メニューは今風に言うと、三河湾の魚貝たちミーツ野菜です。
あ、それじゃ魚貝と肉と野菜に見えるか。
ミート野菜じゃもっと肉と野菜に見えるし。
野菜ウェルカム魚貝たち、これならいいですか。
あダメだ、ウェルカムがウェルダンに見えて肉に見える!
もっとシンプルなかんじでいいんですよねー。
野菜が魚貝たちを迎える、いいじゃないですか。
しかし今度は迎えるがムニエルに見えてしまう。
あ、でもムニエルは、魚だからいいのか。
いややっぱりダメだ。
迎える、ムニエル、という連想からLL・クール・Jを思い浮かべたら、
どれだけ菜食魚貝をうたっても肉に引っくり返らないとはいえない。
難しいコピーに挑んでしまいました。

今日の昼ご飯に僕はアジのフライを作ります。
自分用にですけど。
昨日はアジの刺身でした。
アジは名前を裏切りません。

2012年12月23日日曜日

チャイの刷新

今日はオーシャンのクリスマスディナーの日です。
昼間は通常営業をしてますので、
ヒマなかたもそうでないかたもおこしください。
チャイが刷新しましたので飲みにきてください。

「刷新」ってはじめて使いました。
日常では使わないですよね。
「おい、あそこのハンバーガーのパティが刷新したそうだぜ」
「え、何だって?幅寄せしてきたバカがパッシングしてきたって?」
「ちがうって、あそこのバーガー屋がメニューを刷新だとよ」
「は?あそこのバーガー屋が〈おかしん〉にリニューアルしたって?
「誰が〈おかしん〉でキャッシングしろって言ったよ、車を止めやがれ!」
「なんだとこのやろう!」
と混乱のもとになりそうなので使うときは気をつけてください。

刷新とはコトバンクいわく、
「弊害を除き去って、全く新しいものにすること」だそうです。
刷新といってもチャイはチャイなので全く新しい、
というほどでもないですけど、
ちーちゃい変化でもないと自負しております。

何がいちばんの変化かというと、
オーシャンではミルクはすべて豆乳ということで、
どうも豆乳チャイだと一体感という部分で牛乳に負けてたと思う。
雰囲気が良かったから付き合いはじめたけど、
いざ一緒になるととたんに心に距離感を感じるカップルのようです。

そういう状況になったカップルがどんな結末をたどるか、
察しの通り、ジ・エンドが自・明で陳・健一です。
でも、いつか打開策は見つかると希望をもつオーシャン。
打開しました。
豆乳とチャイ、ついにメイクラブ。

煮立たせて対流させること、これが大事だったんです。
茶葉を煮立たせてシロップを作って、
あとから豆乳を加えて温めてもダメなんです。
これでは心が通い合わないままでした。
豆乳まで煮立たせて対流させること、これだったんです。

ということは、恋も対流ってことですかね。
人間関係の対流っていったら、何ですか?
対になって流れるかのごとくスムーズな体・・・、
いやなんでもありません。

2012年12月22日土曜日

映画は監督

映画でいちばん大事なのが監督だってことを、
ずっと知りませんでした。
それまで何を基準に選ぶかといったら、俳優でした。

シュワルツェネッガー、
ブラッドピット、
ニコラスケイジ。
そしてこういうスターたちがパートナーとかライバルで、
出演するのが映画の最高峰だと思ってました。

『パルプ・フィクション』のトラボルタにブルース・ウィリスに
サミュエル・ジャクソンとか、
『ギルバート・グレイプ』のジョニー・デップとデカプリオとか、
『ファイト・クラブ』のブラピとエドワード・ノートンとか。

でも、これらの映画にこの人たちが出演する前と後では、
俳優自身の名前の売れ具合が断然変わってます。
それでどうしてこれらの映画で売れて人気が出たのかっていったら、
監督の力が相当大きいんだということが分かってきました。
登場するのは俳優で、
撮るのはカメラマンで、
ストーリーを書いてるのは脚本家だけど、
それらをかっこよくしたり面白くするのが監督だったんですね。
ははー、そうなのか、
監督にもっと注目しなきゃなと思いました。

そういうことでしばらく前から、
名監督と言われる人の映画を少しずつ見はじめてます。
昨日見たのはヒッチコックの『めまい』でした。
いくら傑作だと言われてても、
画像の質が悪いとちょっとナメてかかってしまいます。
古典映画なんて単純なストーリーなんだろう、と。

『めまい』は開始3分で引き込まれて、
この冒頭でキングオブサスペンスとは彼のことだと思い知らされて、
それから終わるまで、愛とミステリーの雨あられでした。
はー面白かった。

2012年12月21日金曜日

ナイトクラブに行く

昨日は安城にある「ロゼ」というクラブに行ってきました。
スーツを着たボーイが玄関のところにいて、
中に入ると女の子が迎えてくれるあのナイトクラブです。

今はクリスマスシーズンということで、
女の子たちはみんなサンタの衣装を着てました。
たぶん15人ぐらいいましたけど、
猫耳サンタからうさぎ耳サンタ、
チューブトップサンタ、
網タイツサンタという感じで、
みんなそれぞれちがうサンタになっていました。
ひげサンタはいませんでした。

そういうイベントシーズンだったのでお店も完全予約制で、
目当ての女の子に会いにきた男子(おっさん)で席は一杯でした。
もちろん、僕と一緒に行ったT郎の席も予約してありました。
通い詰めてがんばって女の子を口説こうとしているのではありません。
今後そういう可能性が生まれるかどうかは、
まだ今この二日酔いの段階では判断できませんけど。
ゲロゲロ。

目的はというと、T郎のラ・マンが店を辞めるということで、
長い付き合いの中で働いている姿を見たことがないことから、
最後に有終の美を見に行こうとなったのです。

一人二時間で15000円という天文学的な金額ですけど、
今ならクリスマス特典としておつまみプレートが付きます。
それに加えてふだん女の子のドリンクは一杯800円ですけど、
これは込みの金額になりますから気兼ねなく女の子に飲ませてあげれます。
さらに、知らない人のためにも言っておくと、
ライターをもっていく必要はありません!
さあ、どうだ。
行きたくなってきましたか?

2012年12月20日木曜日

男子会リベンジ

こないだ書いた男子会が急遽キャンセルとなってしまい、
昨日再度スケジュールを立て直して、
一色町にある「たまりや」に男女まぐわって、
いや、混じり合って行ってきました。
ラ・マンよりも白いワインと血潮よりも赤いワインで紅白の幕を引き、
小振りでもっちりした丸パンを両手に転がしました。
ゴボウのスープは大地のまったり感があり、
魚は香草のファッションショーという出で立ちでした。
デザートも、酔っ払ってはいましたけど、
プリンともう1つは何だったか、
黒く甘いしっかりした重みのある固形のものを頂きました。

書くことが思いつかず、飾り立てました。
そんな今日の裏タイトルは、
〈押し入れから出てきたクリスマスツリー〉です。

2012年12月19日水曜日

悪魔の靴

『赤い靴』を見ました。
バレエ映画は『ブラックスワン』以来です。
赤と黒の色が示すような痛々しさがどっちにもありますけど、
それぞれに違う怖さがあります。

『ブラックスワン』が影に隠れるストーカーに突然追いかけられて、
襲撃される怖さなら、
『赤い靴』はまぶしくて最高の場所だと思って飛び込んだら、
炎の地獄の中で火だるまになる怖さです。

『赤い靴』の登場人物はみんな情熱に突き進む人たちです。
情熱、なければ白黒人生で、
あり過ぎても燃えカスになってやっぱり白黒人生。

バレエ団のオーナーのボリスは、
ダンスをとるか恋人をとるかどっちだとペイジにこう言います。

「悲しみはいずれ消える。
人生などとるにたらん。
ひたすら踊り続けろ。
誰もできなかったほど」

プリマを夢見るペイジは決断を迫られて、
悪魔が作った赤い靴を履いたばっかりに、
不幸な結末にバレリーナジャンプで飛びおりる。

最近僕も赤い靴を買いました。
というか、ピンク色のコンバースですけど。
でもこれは安全です。
これを履いたまま死ぬのは恥ずかしい、と思いますから。

2012年12月18日火曜日

宿命の敵

ウディ・アレンの『スリーパー』を見ました。
30年以上前のSFコメディ映画です。

巨大化した物と戦うという状況は、
声に出して笑うような面白いことでもないですし、
見ているときはくだらないと思ったとしても、
見終わってからも頭にこびりつくという影響を残します。

『スリーパー』は200年後の未来が舞台ですけど、
台所に〈インスタントプリン〉というものがあって、
ウディはそれを食べようと思って作ると巨大化してしまい、
プリンにほうきで立ち向かって戦う場面があります。
でもぷにぷにしてるからぜんぜん倒せない。

この状況は同年代の映画である、
『ウディ・アレンの誰でもしりたがっているくせに
ちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』
の中の「SFボイン・パニック」の章で(どんな翻訳だ)、
巨大化したおっぱいが襲ってくるというのがありました。
これもぷにぷにしてるからぜんぜん倒せない。

そういえば志村けんのバカ殿でもだいぶ昔でしたけど、
夢の中で巨大化したアイドルの谷間の中に、
バカ殿が潜り込もうとしてたのがありました。
ぷにぷにしてるから潜り込めずはじき返される。
あ、でもこれはリアルおっぱいで、
少年の頭にこびりつく別の種類の映像か。

ともかく、ぷにぷにした巨大なものは、
男にとって宿命の敵です。

2012年12月17日月曜日

どーにもこーにも

今日はお店が休みで、
オーシャンメンズで男子会をしてきます。
米津にあるお店というか、
まっ白のきれいな自宅なんですけど、
みんなでイタリア料理を食べに行ってきます。
男6人でお洒落イタリアンのランチという、
かなり気色わるいことをしてきます。

イサムシくんといえばこないだフレンチに行ったときに、
雲丹のことを「クモタン」と言っていた男ですけど、
今回パスタに「小海老のアーリオオーリオ」が出るらしいと言うと、
こう言いました。
「それはどういう意味?どーにもこーにも小海老、みたいな感じ?」
イサムシくんにとってアーリオオーリオを翻訳すると、
どーにもこーにもになるそうです。

オーシャンのビッグベビーことタツローは、
彼女に連れて行ってもらったフランス料理屋で、
コースの待ち時間に寝てしまった男です。
彼女からは「二度と一緒にフレンチには行かない」
と言われているそうです。

デザートは苺のパイだそうです。
年末は贅沢な日が多いですね。

2012年12月16日日曜日

短歌タンカー

・矢野顕子は歌がうまかった。
清水ミチコから色んな声が出てきた。
行ってよかったですコンサート。
二人はどれだけのことを準備して、
この二人だけの舞台を作ってるんだろう。
小柄な女の人二人は、
大型タンカー張りの歌の輸送船でした。
すごいなすごいなー、
と思いながら見てました。

・今日はクロワッサンを食べようと思って、
トースターに入れてたのに忘れてて、
気付いたときは黒ワッサンになってしまいました。

炭化してぇ
フライ返しを
担架にて
良い単価もう
歯が立たんかねぇ
(短歌)

・夢で赤ペン先生から手紙がきました。
何の添削なのか分かりませんけど、
一言こう書いてありました。
「感じることの想像は、過去の安定なのです」
意味が分かりそうで分かりません。

2012年12月15日土曜日

毎日に娯楽を

今日は夕方から「矢野顕子さとがえるコンサート2012
——清水ミチコとともに——」に行ってきます。
楽しみです。
それまではお店で働いてるのでどうぞよろしく。

昨日は『アメイジング・スパイダーマン』を見ました。
僕は格闘ゲームでもマーブルヒーローズものをやっていたので、
映画のほうを見ても親近感がわきます。
そしてエマ・ストーンがかわいかった。

どっちもエンターテイメントを追求してます。
僕も見習おうと思います。
オーシャンでどんなエンターテイメントをしていくか、
今日のコンサートを見て考えてきます。

昨日は他に『宇宙兄弟』と、
『アイアムヒーロー』と、
『ワンピース』の新刊も読みました。
あーエンターテイナーになるにはあれもこれも読まなきゃ。
あー忙しい忙しい。
という身振りをするのが忙しい。

2012年12月14日金曜日

西尾サスペンス

最近、金持ちのYさんが結婚しました。
Yさんは60歳手前でずっと独身でした。
僕は中学生ぐらいの頃から知ってますけど、
この人が結婚するなんて想像もしてませんでした。
なぜかというと、女の影がまったくなかったからです。
(まああったとしても僕が知りようもないんですけど)

とにかくめでたく結婚した、それも30歳年下の女性と。
「え、30歳年下ですか?」
思わず僕は聞き返しました。
「それは遺産目当てですか?」
とは聞けませんでした。

純情な恋愛なのか、
それとも相互納得の上で遺産を約束した結婚なのか。
ふつうに想像するなら、
相手は今頃その百発百中万馬券をいかに換金するか、
どうやってYさんを早く始末するかを考えているはずです。

もちろんYさんは周りからそういう警告を与えられても、
笑って相手にしません。
「ハハハ、まあウチのはかわいいもんで、
そんなことする計画性なんかないな」

ある日高級マンションの一室にゴキブリが出たというので、
Yさんは新妻からバルサンを焚いてほしいと言われたそうです。
そこで火災警報機が反応しないように、
Yさんは脚立を使って天井にビニールを巻いていたそうです。
丁度その真下に足で踏むタイプのバルサンを設置した新妻は、
なにも言わずにスイッチオン。
煙は勢いよく吹き出して、
脚立で作業中のYさんをもくもく包み込んだ。
「ゲホンゲホン、何をするんだよ」とYさん。
「ごめんなさーいよくわからなくてーウフフ」
「なんだーしょうがないやつだなーアッハッハー」
というやり取りがあったそうです。

またある日にはYさんが痩せた姿で現れました。
「どうしたんですかYさん?」
Yさんの新妻は料理が作れないそうで、
毎日ご飯はサラダだそうです。
「ウチのやつは健康に気を使ってんだよなーアッハッハー」

「・・・Yさん、それはもう計画がはじまってますよね!?」
毒を蓄積させつつ、
基礎体力を削っているのだ。
ドラマの『大奥』を見た僕は、
女の人がそういう計画を立てることを、
知っている!

ああ、
次はどんな方法で体力が奪われるんだろう。

2012年12月13日木曜日

ダダこねダダっ子ね

学校の課題で『昔話の深層』を読んでました。
河合隼雄の本を読むと、
泥沼の世界で空と大地が別れる気持ちになることがあります。

「自分に対してふりかかってくる運命に対して積極的に闘ってゆくこと、
これは男性の原理である。
これに対して、運命を受けいれること、
これは女性の原理である。
この両者はどちらが正しいと言うことはできない。
しかも、両立しがたいものである」

これはどっちにしても、
運命というものを感じるからこそ、
闘えるし受けいれることができるんですよねきっと。

先日、宮本さんは僕が悪あがきをしているときこう言いました。
「土俵から片足出てるのに、
出てないって言い張って、
もう一回まわしを取ろうとしてるよね」と。

これは、闘うことでも受けいれることでもなく、
負けを認めないという、
別ものなんだなと思いました。
いさぎよくなくて、
ルールを破ることを平気で言うことになってきます。

負けだよ、と言われても、
「いやだ!」とダダをこねてます。
ああ、いやだいやだ。
のこったのこった。

男でも女でもないもの、
ひらりと運命をかわす舞の海になりたい。

2012年12月12日水曜日

クモタン

昨日は「壷中天」というフランス料理屋で、
オーシャンの忘年会をしにランチに行ってきました。
野菜料理は少なかったですけど、
ふだん野菜を食べてばっかりのメンバーだったので、
たっぷりと肉と魚貝が体に行き渡りました。

ワインもおまかせで選んでもらってたんですけど、
太陽に恵まれた葡萄園の川がそのままのどに流れてきました、
という気分になります。
スパークリングワイン、
白、
白、
赤、
けっこう飲みましたけど頭痛がしない。
おいしいワインは頭に残りませんし、
色んな邪悪な気分を川が一緒に流しさってくれます。

みんな酔っ払ってきたところで、
シーフード料理が運ばれてきました。
そこでイサムシくんが本日のメニュー案内をちらりと見て、
となりの宮本さんにこう聞いていました。
「ねえクモタンってどういう料理?」
宮本さんはこう答えました。
「それはウニだよ」

そのやり取りをさりげなく聞いていたホールのかわいい女の子は、
料理の説明をこうしてくれました。
「こちらはクモタンとオマール海老のコンソメジュレになります」
イサムシくんも宮本さんもみんなアッハッハーでした。
「素晴らしいホールスタッフがいるもんだね」と言いあってました。

ワインに夢中になっていた僕はそんな笑い話に乗り遅れて、
「結局クモタンってどの食材のことだったんだろう」と、
晩ご飯に行ったラーメン屋さんまで気になっていました。
クモタン、
そういう食べ物があったらおいしそうですね。
お菓子と焼き肉の中間みたいで。

2012年12月11日火曜日

秘密はそのままで

ガルシア=マルケスの『生きて、語り伝える』を、
夏の終わりから読みはじめてまだ終わってません。
読まない日もあれば1日数ページとかもあって、
やっと後半に入ったところです。

趣味で読む本はいちばん後回しにしてしまうのと、
好きで読んでることもあって時間をかけてしまいます。
それに、ページを開くたびにメモしたいことが出てくるので、
ノートに書き写してるだけで時間がかかります。
今日書き写したのはこういう言葉でした。

「最初に衝動的に思ったのは、
この発見の詳細を確認するために訪ねていって
ドアを叩いてみようということだったが、
自分の内気さに負けて訪ねなかった。
これによって人生そのものが私に教えてくれたのだ——
書くのにいちばん役に立つ秘密は、現実の中の象形文字を、
ドアを叩いて質問していかずに読めるようになることだ、と」

僕は長い間営業マンをやっていたこともあって、
人の家のドアにも心のドアにもピンポンを押して、
入っていくことの怖さに耐えるようになりました。
ドアを閉められようとしても、
すっと隙間に足を入れこむようにしてぐいぐい体を入れてきました。
でもいつからか隙間に体を入れることをやめてました。
これによって人生そのものが私に教えてくれたのだ——
秘密は秘密のままにしといたほうがいい、と。

ドアを叩いても、
開かないなら開かないままのほうがいいです。
開かないドアをこじ開ける努力で、
地獄の門が開いてしまうことに比べたら。

2012年12月10日月曜日

シリトビ

・昨日は結婚式のあとに食事会に行ってきました。
ふだん仕事にしても私事にしても、
あんまりしゃべらずに過ごすことが多いのと比べて、
人が「集う」ような場所では誰かの会話が常に飛びかってます。
飛ぶ言葉尻につかまれば浮かび上がりますから、
シリトリを会話に近付けたものをシリトビというのどうですか。

・脳のいいところは、
答えに出会うまで止まらないことです。
別のいいところは人前に出ると、
その答えを忘れて止まってしまうことです。
だから人と会うといつも体を動かした気分になります。

・今日と明日はオーシャン定休日です。
今日は一日シリトモします
(一日尻と共に椅子に座っている予定のこと)。

2012年12月9日日曜日

小籠包の食べ方

昨日AMラジオで何の番組かわかんないですけど、
中国の大連に交換留学に行った小学生が、
作文を発表してるのを聞いていました。
作文はこうはじまりました。

「中国の市場をみなさんどう想像していますか?
日本の市場といったら仲買や卸といった、
業者の人たちでごった返していますけど、
大連ではちがいます。
大連では屋根のないスーパーマーケットといった様子で、
一般の家族が買い物にくる場所になっています」

小学生は仲買とか卸を知ってるのか?
ともかく、作文は立派な四段構成になっていて最後は、
「これからもっと、もっともっと大連を好きになりたいです」
と、ずっと大人できたのに結末に子供っぽさも入れてくる。
僕にはいちばん縁のないタイプの優等文章でした。

人の言葉にはリアルなものとそう感じないものがあります。
この男の子の言葉で比べると、
作文よりも司会者からの質問に対する返答のほうがリアルでした。

司会者「上原くんは大連で嫌だったなー、ということはありましたか?」
上原くん「食品売り場の、か、か、蚕のさなぎが気持ち悪かったです」
司会者「それは食べれたのかな?」
上原くん「(悔しそうに)ぼ、ぼ、僕には無理でした・・・」

司会者「それじゃ上原くん、おいしかった食べ物はなにかな?」
上原くん「しょしょ、しょ、小籠包です」
司会者「小籠包って食べるのが難しいんだよねー?」
上原くん「しょうなんです。一口で食べようとすると、
熱いスープが出てきて口の中を火傷してしまうんです。
だからはじめに、前歯でちょっと皮を噛んで破るんです。
そこからスープだけを先に飲むんです。
それから中身を食べるんです」

僕は反省もなく小籠包を食べるたびに火傷していました。
今度上原くんを参考にしてみようと思います。

2012年12月8日土曜日

揚げ物もろもろ

今週のオーシャンのお惣菜のワンプレートランチは、
「カツカレー定食」といつになく男勝りなメニューですけど、
中身は女性っぽくて板麩のミルフィーユカツになってます。
カロリーも低くて、さくっとおいしい出汁が染み出ます。

オーシャンの揚げ物はおいしいと、
よくお客さんが言ってくれてうれしいかぎりですけど、
それもそのはず揚げ油は試行錯誤した結果、
今は米油に行きついています。
揚げ物の味を邪魔せずに、油くささも出にくいです。
それにちゃんと毎日フィルターを通して、
きれいな油で揚げてます。

サラダにも最近は素揚げの野菜を出してますけど、
だいこんもカボチャも蕪も芋も、
揚げるだけで甘くなってほくほくになって生まれ変わります。
オーシャンではクセのある野菜が色々出ますけど、
季節野菜や伝統品種の個性を楽しませる店としては、
ぐいぐいいってると思います。

今日はオーシャンでは「収穫祭」があります。
新米を釜で焚いたり、餅つきをしたりします。
宮本農園自家製みそ汁も出します。
プレミアムな穀物を食べにきてください。

今日は個人的には「模範スタッフブログの日」、
というテーマでぐいぐいいってみました。

ちなみにつぼいノリオいわくおっぱいボタンを押したときの効果音は、
「チーチチチ、チチチーチチチ」か、
「パイパイパイパパイ、パイパパーイ」だそうです。

2012年12月7日金曜日

発酵食材とパスタ

・今週からパスタの新メニューに、
「米味噌とくるみのクリームソース」を、
ペンネで出しています。
動物性食材を使わないオーシャンでは、
パスタにも日本の伝統発酵食材を使うというのが、
なによりの特徴になっています。
塩麹、ひしお、味噌、こういった調味料が野菜を活かします。
おいしいものを日々研究してますので、
また食べにきてください。

・昨日の最大の事件は、
柿の種(わさび味)の袋を破いた拍子に、
キーボードの上にばらまいてしまったことです。
柿の種はA、H、Oに落ちて、
ピーナッツはNに落ちました。

2012年12月6日木曜日

お湯割り

耳があると通り過ぎてくだけの物音にも目が向く。
目があると焼き付けられたものを手で拭えなくなる。
手があるとすぐに思い出を口走ってたぐりよせる。
口があると時間を数えてしまうから耳を塞ぐ。

からだは蛇口のしまらない水道管。
でもわき出るのが霧島連山の熱い地下水なら、
冷めたコップで割って飲める。

2012年12月5日水曜日

のどじまん

知ってますかみなさんは「かえるののどじまん」を。
のどじまん大会なのにみんな歌わないで、
ふりかえったりそっくりかえったり考えたりして、
ぜんぜん歌にならないので「カーン」と鐘がなって、
失格になってしまいます。
でも、しょんぼりしてるところに突然雨が降ってくると、
みんな元気が出てきて歌いはじめます。
すると「キンコンカンコンカンコンカーン♪」と、
にぎやかな鐘がなって合格するんです。

僕は歌を歌う場面で振り返っていました。
もう前みたいな付き合い方はいやだ。
僕は歌を歌う場面でそっくりかえっていました。
もう細かい過程に悩むことはいやだ。
僕は歌を歌う場面で考えたりしていました。
もう自分を大きくつくろって見せることはいやだ。

でも今思い返してみるとどんな場面も、
「もう〜〜はいやだ」なんて考える必要はなかったんだなと。
毎日が「はじめて」の場面でしたから。
「もうありのままのおれになるんだ」なんていうのも、
そう思ってるうちはきっとまだふんぞりガエルで。
あ、でもこういうことを言ってると今度は、
しょげカエルになりますね。
ゲロゲロ。

でもカエルの子たちがんばれ。
雨降らせ、
歌降らせ、
そうしてピアノにたくさん拍手降らせ。

2012年12月4日火曜日

対岸の輪郭

ある朝オーシャンで窓の海岸を向いて皿洗いをしてるとき、
イサムシが手を止めてこう言いました。
「対岸の輪郭がチョーカッケー」

僕もその海の先にある渥美半島を見ると、
その空がぼんやりと白く光って、
横に並んだ山や丘が黒いシルエットになって浮かんでます。
天気はよくないんです。
それをサンドイッチするように灰色の雲と海がある。
でも黒いシルエットと白い光が丁度合わさって、
天気がよくないのによく見える不思議な景色です。
画家が見たら描きたいだろうなという光景になってました。

イサムシの言葉を聞いてタツローは、
「そのセリフをいうあなたがチョーカッケー」
と言っていました。

僕がそこにもう一枚加わっていれば、
チョッカクサンカッケーの頂点として結ばれあったところですけど、
皿を洗いながらぼんやりと景色を見ているうちに、
そのやり取りが終わってしまいました。

2012年12月3日月曜日

トルネード投法

昨日の朝オーシャンのビッグボーイことタツローは、
世紀の大発見をしたような顔で現れました。
「みんな知ってた?」
タツローは言いました。
「おしっこは右回転のトルネードを巻いて放出されるって!
はぁ〜、地球の真理を感じるな〜」

〈ヒデーオ ヒデェエーオ
NOMOが投げればダイジョーブ!〉
ということです。

ワンスットライ、
ツースットライ、
バターズアウッ!

今日は12月3日です。
今日はオーシャンおやすみです。
クリスマスの予約はお早めに。

2012年12月2日日曜日

車中夢中

車の中で空いた時間を利用して何かする人は多いです。
ひげを剃ったり歯を磨いている人、
化粧をしてる女の人。
僕は信号待ちで本を読んだりします。
1年間で計算するとそれだけで10冊近くになると思います。
この習慣の良いところは渋滞でイライラしなくなるところです。
この習慣の弊害は黄色信号でも止まるようになって、
後ろからクラクションを鳴らされることです。

でも世の中にはもっとアグレッシブに活動してる人もいます。
トラックの運転手がハンドルの上に弁当を置いて食べるのは、
けっこう見ます。
宮本さんは車のワイパーをメトロノームに見立てて、
そのリズムに合わせて太鼓の練習をするそうです。
畑チームのイサムシくんは歌を歌うので、
発声練習の場になっているそうです。
うちの親父は老化防止のために前の車のナンバープレートを見て、
4桁なら4桁を順番に掛けて暗算してるそうです。

しかし、人間のエゴはとどまることをしりません。
ある日宮本さんが片側二車線の交差点で止まったとき、
なにげなく隣に並んだ車を見ていたら、
その男性は止まった瞬間助手席に置いてあったサックスを取って、
「パッパラッパー、パーララー!」
と吹きはじめたそうです。
そして信号がまた青になったら助手席にサックスを戻して、
なにごともなく走りさった。

2012年12月1日土曜日

あなたの冬と共に豆乳アイスクリーム

12月に入りました。
11月は寒くてもたまのあったかい日に秋がありますけど、
もう今日から二つに割った大根よりも白い冬です。
オーシャンの薪ストーブは朝から燃えています。
煙突からもくもく白い煙が上がるのを見ると、
煙突のある家なんかに住んだこともないのにほっとします。

こんな寒い時期を狙って、
本日より豆乳アイスクリームをお店で出します。
動物性油分を使っていないアイスなので、
舌にのるとシャーベットのようにサラッと溶けます。
でも、ココヤシの木を揺らす甘い風と、
ミルクでミワク、コクでミカクにオトクな、ニクイ味が出てます。
低カロリーなので女子は喜んでくれるんじゃないでしょうか。

熱いスイートポテトパイにのせたり、
いれたてのエスプレッソをかけてアフォガードにしたり、
焼きたてのワッスルにフルーツと一緒にそえたりと、
夢が広がります。