昨日AMラジオで何の番組かわかんないですけど、
中国の大連に交換留学に行った小学生が、
作文を発表してるのを聞いていました。
作文はこうはじまりました。
「中国の市場をみなさんどう想像していますか?
日本の市場といったら仲買や卸といった、
業者の人たちでごった返していますけど、
大連ではちがいます。
大連では屋根のないスーパーマーケットといった様子で、
一般の家族が買い物にくる場所になっています」
小学生は仲買とか卸を知ってるのか?
ともかく、作文は立派な四段構成になっていて最後は、
「これからもっと、もっともっと大連を好きになりたいです」
と、ずっと大人できたのに結末に子供っぽさも入れてくる。
僕にはいちばん縁のないタイプの優等文章でした。
人の言葉にはリアルなものとそう感じないものがあります。
この男の子の言葉で比べると、
作文よりも司会者からの質問に対する返答のほうがリアルでした。
司会者「上原くんは大連で嫌だったなー、ということはありましたか?」
上原くん「食品売り場の、か、か、蚕のさなぎが気持ち悪かったです」
司会者「それは食べれたのかな?」
上原くん「(悔しそうに)ぼ、ぼ、僕には無理でした・・・」
司会者「それじゃ上原くん、おいしかった食べ物はなにかな?」
上原くん「しょしょ、しょ、小籠包です」
司会者「小籠包って食べるのが難しいんだよねー?」
上原くん「しょうなんです。一口で食べようとすると、
熱いスープが出てきて口の中を火傷してしまうんです。
だからはじめに、前歯でちょっと皮を噛んで破るんです。
そこからスープだけを先に飲むんです。
それから中身を食べるんです」
僕は反省もなく小籠包を食べるたびに火傷していました。
今度上原くんを参考にしてみようと思います。
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