2012年12月9日日曜日

小籠包の食べ方

昨日AMラジオで何の番組かわかんないですけど、
中国の大連に交換留学に行った小学生が、
作文を発表してるのを聞いていました。
作文はこうはじまりました。

「中国の市場をみなさんどう想像していますか?
日本の市場といったら仲買や卸といった、
業者の人たちでごった返していますけど、
大連ではちがいます。
大連では屋根のないスーパーマーケットといった様子で、
一般の家族が買い物にくる場所になっています」

小学生は仲買とか卸を知ってるのか?
ともかく、作文は立派な四段構成になっていて最後は、
「これからもっと、もっともっと大連を好きになりたいです」
と、ずっと大人できたのに結末に子供っぽさも入れてくる。
僕にはいちばん縁のないタイプの優等文章でした。

人の言葉にはリアルなものとそう感じないものがあります。
この男の子の言葉で比べると、
作文よりも司会者からの質問に対する返答のほうがリアルでした。

司会者「上原くんは大連で嫌だったなー、ということはありましたか?」
上原くん「食品売り場の、か、か、蚕のさなぎが気持ち悪かったです」
司会者「それは食べれたのかな?」
上原くん「(悔しそうに)ぼ、ぼ、僕には無理でした・・・」

司会者「それじゃ上原くん、おいしかった食べ物はなにかな?」
上原くん「しょしょ、しょ、小籠包です」
司会者「小籠包って食べるのが難しいんだよねー?」
上原くん「しょうなんです。一口で食べようとすると、
熱いスープが出てきて口の中を火傷してしまうんです。
だからはじめに、前歯でちょっと皮を噛んで破るんです。
そこからスープだけを先に飲むんです。
それから中身を食べるんです」

僕は反省もなく小籠包を食べるたびに火傷していました。
今度上原くんを参考にしてみようと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿