2012年12月31日月曜日

断熱フィルムと井戸水

張りました、部屋の窓に断熱フィルムを。
日本の古い建築をオシャレだという人があります。
とんでもないことです。
ぼくは死にそうです。
いや、死にそうでした、です。

北風が木枠のすきまをくぐり抜け、
エアコンの熱を土壁は守りもせず、
ホットカーペットは尻に敷かれてるだけの薄っぺらいやつです。
氷点下を下回った場合、
水道管が外を通っているので、
蛇口をひねるとくみ上げ式の井戸水に氷が混じってきます。
さらにひどい氷点下の場合、
水道管の中で凍りついて出てきません。

しかし、この刃物のように冷たい水も、
部屋があったかければうまい水になります。
水道水にあるカルキ臭もなく、
自然にミネラルも含まれてて水質がいいです。
地下水なのでたまに保健所で検査しないといけないという
手間はありますけど、それ以上の価値になってそうです。

そして今ぼくは年の暮れも差し迫ったところで、
水をごくごく飲んでいます。
冷気、すきま風、殺人的だったあのころ。
もう恐れることはありません。

バッ!(カーテンを開ける音)
昨日から何回カーテンを開けて、
窓に手をかざしたか分からなくなってます。
ぜんぜん寒くない。
断熱フィルム、ばりばり利いてます。

みなさんもどうですか、
水をくみ上げ式にしたら。
それで毎朝心の深層をくみ上げるという、
象徴的遊戯をしてみるのは。

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