FAXは私生活では表に出てきませんけど、
社会活動の中ではよく使われます。
社会活動の中でも限定的でも、
FAXを使うことといったらほぼ受発注業務です。
僕の経験では、
塗装屋でペンキを注文するときも、
飲食店で食材を注文するときも、
本屋が新刊を仕入れるときも、
みんなFAXのやり取りでした。
小口だからといって電話で注文しても、
「後からFAX流しといてもらっていいですか」
と言われます。
電話だともしかしたら、
忘れるし、
聞き間違えをするし、
記憶がごっちゃになる。
お互いに「注文したよ」
「分かったよ」
という記録を取っておくためにみんなFAXを使う。
僕はそういうFAXの記録が残る確実性と、
更なる利便性を求めてLINEを使ってチーズ発注しています。
ところが、
文章で記録に残したほうが確実だと思っていたんですけど、
先日間違いがありました。
僕はチーズを130個頼んだんですけど、
相手は30個だと思って用意していました。
なぜそうなったかというと、
冬のヒマな時期は毎度それぐらいの個数ずつで
注文していたからです。
僕が誤発注をしたと思い、
気を利かせていつも通りに修正して作ってくれていました。
その間違いはメールとかLINEならではの、
簡便さゆえの間違いでしょう。
携帯で送るのはFAXよりも手軽な操作だし、
電話なら声に出した時点ですぐにお互い確認できる。
メールなどでは「ほんとに数あってますか?」
なんて聞き返すのも愚問な気がする。
そういえば、
何かで読んだことがあるんですけど、
安藤忠雄の建築事務所ではメールもFAXも禁止らしいです。
確か電話で打合せも禁止でした。
簡便さを求めすぎた結果の手違いでした。
チーズ屋さんどうもすいません、
かんびんしてください。
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