2014年3月1日土曜日

お手軽な発注にはお気をつけ下さい

FAXは私生活では表に出てきませんけど、
社会活動の中ではよく使われます。
社会活動の中でも限定的でも、
FAXを使うことといったらほぼ受発注業務です。

僕の経験では、
塗装屋でペンキを注文するときも、
飲食店で食材を注文するときも、
本屋が新刊を仕入れるときも、
みんなFAXのやり取りでした。

小口だからといって電話で注文しても、
「後からFAX流しといてもらっていいですか」
と言われます。

電話だともしかしたら、
忘れるし、
聞き間違えをするし、
記憶がごっちゃになる。

お互いに「注文したよ」
「分かったよ」
という記録を取っておくためにみんなFAXを使う。

僕はそういうFAXの記録が残る確実性と、
更なる利便性を求めてLINEを使ってチーズ発注しています。
ところが、
文章で記録に残したほうが確実だと思っていたんですけど、
先日間違いがありました。

僕はチーズを130個頼んだんですけど、
相手は30個だと思って用意していました。
なぜそうなったかというと、
冬のヒマな時期は毎度それぐらいの個数ずつで
注文していたからです。

僕が誤発注をしたと思い、
気を利かせていつも通りに修正して作ってくれていました。
その間違いはメールとかLINEならではの、
簡便さゆえの間違いでしょう。

携帯で送るのはFAXよりも手軽な操作だし、
電話なら声に出した時点ですぐにお互い確認できる。
メールなどでは「ほんとに数あってますか?」
なんて聞き返すのも愚問な気がする。

そういえば、
何かで読んだことがあるんですけど、
安藤忠雄の建築事務所ではメールもFAXも禁止らしいです。
確か電話で打合せも禁止でした。

簡便さを求めすぎた結果の手違いでした。
チーズ屋さんどうもすいません、
かんびんしてください。

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