バリに行ってきた人が、
そこでマッサージを受けた話を聞きました。
だいぶ年配のおじいさんで、
笑顔で優しい印象のある人だった。
マッサージがはじまる。
さすがにおじいさんだけあって巧みなツボ押し。
マッサージがはじまってすぐ痛いツボがあった。
うーっと唸って手をばたばたした。
そこでおじいさんはこう質問した。
「サケ?」
その人は酒を飲まない。
足の裏の土踏まずだかどっかのツボは確か、
肝臓かどこか内蔵が疲れてると痛みを感じる場所だと
聞いたことがある。
だから「ノーノ、酒じゃない」と返事をしたので、
おじいさんはそのままマッサージを続けた。
さらに痛い所があったので激しくばたばたすると、
おじいさんはまた聞いた。
「サケ?」
妹は酒を飲まない。
だから「ノーノーノ。ノットサケー!」と返事をした。
「サケ?」
「サケじゃない!」
マッサージは以下同文で進行。
結局痛みをがまんし続けて、
マッサージ時間は終わった。
くたくたになって店を出てを友人に聞いたら、
「サケ?」とはインドネシア語で「痛いか?」という意味だった。
「サケ?」と聞かれて頑なに否定したので、
ますます力を入れられる羽目になった、という話です。
僕はこの話を大笑いして聞いてました。
そして昨日の夜酒で酔っ払いながら
このブログを書いてるときもやっぱり面白かった。
ところが朝見直すと、なんかあんまり面白くない。
でも今更書き直す時間なんてない!
思わずサケびそうです。
しかしこれもサケて通れない道、
サケの川上りという試練だ。
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