2012年11月25日日曜日

マサル外伝〈正直の弊害〉

・昨日(今朝)の「Qosmos.2」のライブはよかったです。
僕がBLANKAを初めて見たのは3年前ぐらいですけど、
見るたびに細かいところに少しずつ手が加わって、
1曲ごとが寝かせて煮込まれてる感じがあります。
セカンドアルバム買ったほうがいいですよ。
イントロでつかまれて、
8曲目を聴けば次はどんな曲を作るのかが楽しみになります。

・「正直の頭に神やどる」という言葉がありますけど、
僕の人生においては、
「正直の頭をマサルどやす」という言葉のほうが真実に近いです。

マサルというくそ◯郎がいます。
もう少し控えめに言って、
マサル・ザ・マザーファッカーでもいいです。

みなさんも胸に手を当てて自問してみてください。
こいつだけは許せないというヤツはいるだろうか?
僕にとってはそれがキングオブデブ・マサルです。

世の中には一個人の恨みを買う人間がいるもんですね。
たいていの場合人に嫌なことをされても、
そんなことは忘れて日常生活を送れます。
夢が、親友が、恋がそんなことを忘れさせてくれます。
しかしそんな平穏な日常でも、
突然何かの拍子で恐怖の視線を感じることがあります。

マサルの話しをしましょう。
僕と2人の友人は中学時代を、
二十歳過ぎのマサルのパシリとして過ごしていました。
パシリなんて誰もしたくありません。
僕らは逃げることに必死でした。

ただ悲劇なことに、逃げてもすぐに捕まりました。
デブで動きが遅いのに、
ゾンビのような執着心で追いかけて来るので、
中学生の僕らは隠れていても怖くなって、
いつも叫んで見つかってしまうのでした。

それで捕まえたやつにマサルはこう聞くんです。
「おい、お前は何で逃げた?」
すいません病気が治らなかったんです。
「ウソつくじゃねえ、バチン!(ビンタ)」
いや、お母さんが家を出るなって言って。
「ウソつくじゃねえ、バチン!(ビンタ)」
いや、マサルさんに会ったら叩かれると思って。
「なんだとこのやろう、バチン!(ビンタ)」

こういう思春期を通ったあとに、
「正直の頭に神やどる」なんて言われても、
正直の前に人えらべ、と言いたくなります。

何でこんなことを書こうと思ったのは、
昨日恥のことを書いて、
逆のこともあったなと思ったんです。
間違った相手に正直なことを言っても恥をかくだけだ、と。

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