『家政婦のミタ』をDVDで借りてきましたけど、
ホームドラマを久しぶりに見たせいか、
セリフが恥ずかしくてなんだか照れてきます。
中学生の男の子が家政婦のミタを3発ほどパンチして、
そのあと家族みんなで涙を流して、
小学生の男の子が「なんだこの展開は?」
という辺りで途中で切っちゃいました。
何でこっちが照れるんだホームドラマは。
自分では恥ずかしい詩や物語を書いても、
人が言ってるのを聞くと恥ずかしくなるんですよね。
都合のいい独り相撲です。
でも、恥ずかしいことを恥ずかしげもなく言うことで、
負けそうになっている自分を立て直す力の実感もあります。
ある日のことです。
宮本さんは日頃からダジャレを連発することから、
周りの人に、もう飽きた、と言われていました。
そこで宮本さんが言った一言です。
「おれの会話なんて流行り物の、
ビビットカラーみたいなもんさ」
恥ずかしい上によく意味の分からないセリフです。
しかし宮本さんは誇らしげな顔で、
「じゃ、畑に行ってくる」
と言って去っていきました。
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