サービス業なのにサービスが悪いと、
その悪さがウリなのかと思えます。
名古屋の千種にはこういうカフェがあるのを聞きました。
愛想が無いけど割と客が入っている。
その人は友達五人のグループでお茶をしに店に入りました。
しかし五人席がなかったので、
四人席に別のテーブルの椅子を一つくっつけていいか店員に訪ねました。
「ダメです」
そこで奥のテーブルに五人無理やり座ることにしました。
今度は荷物の置き場所がなかったので本棚に置くと、
「荷物は置かないでください」
と一言。
どこか荷物を置く場所がないか訪ねると、
「ないです」と再び一言。
そのあと一人友達が増えたので、
椅子が欲しいと再び店員に訪ねました。
お店はぽつぽつとお客さんが入ってます。
「この椅子を使ってもいい?」
二度訪ねたそうです。
「……」店員は横目でちらりと見て沈黙しました。
何か言うかと思って待っていても、何も言いません。
無視をして、ダメだということを伝えたいようです。
結局二テーブルに別れて、お茶をして帰った。
僕は話しを聞いただけなので、
だいたいの雰囲気しか分からないですけど、
そういうスタイルのサービス業もあるのか、斬新だ、と思いました。
その店に行った人は
「この無愛想な感じを見せてあげたい」
と言ってました。
このお店にいるお客さんもそうやって、
人を連れてきたくて来ている方たちかもしれないですね。
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