悩みを抱えた心の異常から、
放射能のように環境の異常から、
人は身体に異変を起こす。
オーシャンの変態ことヤーマンは異常をきたしている。
一昨日彼は、目の下にクマを作ってきた。
言うまでもなく熊ではない。隈だ。
そういう彼はグリズリー、
ではなくただの「リ」が一個抜けた愚図りーだ。
そして昨日ヤーマンは唇を青くして出勤してきた。
唇のXジャパン化。
血の気グッバイ、ヴィジュアル系に転職か!?
新聞記者ならそう書いてもおかしくありません。
まさか原因は放射能か!?
いや、原因は「ホームシックやのー」というところです。
病める心の原因はすべて「ホームシックやのー」と言い換えれる。
見失った自己の身体。
侵されたる無意識の異変。
原因を科学的に解明できないことは文学のフィールドです。
文学的に置き換えて解明することが未来への道。
謎の先に言葉を産むのが文学で、
言葉は希望ですから。
なんて、もっともらしいことを言って人を呆然とさせているうちに、
あやふやに締めくくることもできます。
要するにヤーマンは「ホームシックやのー」ということなんです。
ただし文学の崖っぷち具合は、
それで解明したからといって解決するとはかぎらないことです。
文学的解決は、
右手に崖っぷち左手には絶壁、でも細い道は続いている、
そういう感じの解決です。
青いクマ、青い唇、
次はヤーマンはどこを青くして来るのか。
果たして他に青くする部分があるのだろうか。
つづく。
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