2012年9月6日木曜日

決死のパスタ

昨日はランチタイム真っただ中、蜂に刺されました。
冬瓜汁の薬味に使う紫蘇がなくなったので、
ハーブガーデンに取りに行き、
柔らかい紫蘇を摘もうと繁みに手を突っ込んだとたん、
ツーン!!です。

紫蘇の繁みの中に蜂の巣がありました。
そこに僕は奇襲をかけてしまった格好です。

はじめて蜂に刺された僕は、それはもう一大事だと思って、
蜂が繁みから飛び出して来るわで、
摘んだ紫蘇も放り投げてお店に走って逃げました。
「刺された!刺されたよ!蜂に刺された!」

でも厨房は、
「大丈夫?痺れてる?もし倒れそうになったら休憩してね!」
とバタバタしてます。
僕もやっぱりパスタ茹でなきゃならないし、
やっぱり紫蘇も必要だし、
もう僕は死ぬかもしれないと思いながらフライパンを振りました。

そこで、心配をしてくれたのかりょうちゃんが声をかけてくれました。
「どこ?ちょっと見せてみて。ああ、赤く腫れてるね」
「いや、そこはさっき油で火傷したとこで、こっちが刺されたとこだよ」
「あ、大丈夫そうだね!アシナガとかスズメバチじゃないもんね」
と、割とあっさり目の診断です。

結局、一時間ぐらいしたら痺れも血管のドクドクも引いていきました。
でもその間に茹でたパスタは、これがもう僕の最後の一皿だ、
という決死の覚悟が込められたので、
麺のコシも強くなったと思います。

そういえば小学生のとき妹が蜂に頭を刺されましたけど、
妹が暴力的になったのはそれが原因なんですかね。

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