2012年10月28日日曜日

排水口

職場には色んなへどろが生まれます。
言いたくても言えないこととか、
怒られたことが理不尽なことだったりとか。
それに、仕事のやり方に文句を言いたいけど言えないことも、
ルールを作ったのにルール違反をするとか。

でもこういうことを逐一指摘していたら、
それを言う人がもちません。
言う方はがまんして、
ついにがんばって言いたいことを言ったけど、
それで治まるかというと治まりません。
むしろ後悔します。言わなきゃよかったと思う自己嫌悪です。

一体どうすればいいのか。
そういうとき人は「鬱憤を発散すればいい」と言います。
でも鬱憤の発散を外に持ち帰って、
カラオケでも飲みに行くにしても根本的解決になりません。
職場に行けばまた腹が立つことが待ってますから。
ならどうすればいいのかと言ったらこうです、
職場で貯まる鬱憤は職場で晴らせ、です。
持ち帰るのは給料だけで十分です。

ただ、残念なことに、
多くの職場では鬱憤を晴らすチャンスがないのが現状です。
(昨日女子1名からの聞き取り調査による)
そこでオーシャンの事例を紹介することができます。

オーシャンの女子の多くはやさぐれ、
そしてささくれ立っています。
男子は男子で小言が絶えません。
一体そんなグループがどうしたら共存できるのか。
それは職場に排水口がいるからなのです。
すべてを飲み込む存在、
彼の名はヤーマンです。

彼は心身共にきまじめな男で、
森道市場の出店のときに隣のもんぺまるけの女店主から、
「ヤーマンというよりリーマンじゃん」
と言われていました。

どちらにしろ、ヤーマンはすべてを飲み込みます。
怒りをぶつけられ、
愚痴を嘆かれ、
八つ当たりの対象とされる。
しかし排水口が汚水をどくどく飲む込むように、
ヤーマンはすべてを飲む込む。
彼のことをオーシャンの排水口と呼んでやってください。
そして、もしクレームなどある場合は、
彼の方までお申し付けください。

排水口のない職場はとごります。
そしてそういう人間を育てるには、
変態であることに自信をもたせることです。
M男を社会的に昇華させること、
それがオーシャン的育成術です。

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