エゾシカの肉を食べました。
エゾとは蝦夷でアイヌのことで、
今は北海道のことです。
石窯の中でげんこつサイズの黒い塊が焼かれてるのを見て、
ぼくがそれは何ですかと聞くと、
「エゾシカだよ」と言われました。
普段シカなんて食べないのでエゾシカという単語を聞いたとき、
愛知にもエゾシカがいるのかと思ったら、
エゾシカはエゾと東北の一部にしかいないそうです。
愛知にいるシカはホンシュウジカと言い、
九州にいるシカはキュウシュウジカと言い、
対馬にいるシカはツシマジカと言うそうです。
さらに台湾にいるシカはタイワンジカと言う。
これほど呼名で困ることのない動物がいたんですね。
しかもウィキペディアによると、
そんな呼名で分類しつつも、
「一般に、日本では単にシカとも呼ぶ」と
シカに対するネーミングはけっこう淡白です。
でもシカと言ったら「エゾシカ」という名前を
一番聞くことが多い気がします。
何でだろうと思ってたら、
シカは北に行くほど体が大きくなるそうで、
つまりエゾシカはシカ界の中で最も大きい種類だそうです。
でもシカはヒグマのように強くて有名ではなく、
たぶん肉がたくさん取れるせいで有名なんでしょうね。
このエゾシカを石窯ローストしてくれたのは
三河安城の[PIZZA PAZZA Italiana]というお店で、
夜のコースのメインでした。
げんこつサイズの塊を切り分けると、
中はきれいな赤身です。
ローストディアです。
これをジャガイモをソースにしたものとマスタードで食べる。
赤身の肉、噛めば噛むほどおいしいです。
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