2013年11月5日火曜日

居酒屋じゃない

昨日は東岡崎にある[Izakaya Ja Nai!]に行ってきました。
居酒屋じゃなくて、バーっぽい感じですけど、
明るい雰囲気のアメリカンフードが揃った飲み屋ということで、
お客さんもやっぱりアメリカ人が多いです。

ここのオーナーはシカゴ出身のクレッグという人で、
お店は16年目ということで、堅実な商売をしてるのが、
日本語達者・知識豊富・好奇心旺盛な人物像から分かります。
このクレッグが最近、
酒類製造免許を取ってこれから地ビールを作るというので、
話しを聞かせてもらおうと思って行ってきたのです。

とりあえず僕はノンアルコールビールと(Nomiya Nanoni!)、
フィラデルフィアチーズステーキサンドと、
メキシカンナチョス・グランデサイズと、
ハラペーニョとペパロニのピザ・Lサイズを頼みました。
Boku Hitori Jyanai! 同伴者がいたので。

このお店のピザの特徴は「シカゴ・カット」にあります。
すなわちシカゴカットとは、
丸いピザを縦方向と横方向におよそ5センチ幅でカットする、
パーティースタイルの一口サイズの切り方です。
この四角くカットされたピザを見て、
たまに日本人のお客さんが
「えー!?ピザなのに四角くカットするのー!?」と言うみたいで、
「うちはシカゴのピザしかやってねーよ」と
寿司職人風にビシッと言うそうです。

そしてこのお店でピザを食べるときに楽しいイベントは、
世界各国のホットソースが何十種類も棚に並んでいて、
好きなソースを選べることです。
僕はソンブレロを被ったメキシコ人の絵の黒いソースを使いました。
恐ろしく辛いのかと思ったらBBQ系の甘辛口でうまかったです。

話しは音楽の話しがほとんどで、
プリンスが23種類の楽器を自由自在に使いこなせるという話しや、
プリンスの曲はセックスについてばっかりだという話しや、
クレッグが8歳のとき好きだったエルヴィス・プレスリーが死んで
泣いたことなどを語りました。

彼は、もし今何にでもなれるならミュージシャンになりたいと
言っていました。
それが彼の得意な質問です。
「もし今何にでもなれるなら、何になりたい?」
日本人にこの質問をすると戸惑う人が多いそうです。

そしてビール作りの話しになると、
免許を取るのは気が遠くなるような道のりだったと言ってました。
つい先週ライセンスを受け取ったばかりで、
これから保健所の工場の検査が終わったら作りはじめるそうです。
どんなビールができるのか楽しみです。

もし今何にでもなれるなら、何になりたいですか?
僕はプリンスになってみたいと思いましたけど、
自分が何になりたいのか、
現実的な範囲で考えることって普段あんまりないですね。

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