2013年12月21日土曜日

鞘付きモリンガ

しばらく前に「無理矢理モリンガ」というタイトルで、
モリンガの種を食べたことをブログに書きました。
それがまさか、
キーカーカーの地で実を結ぶとは思いませんでした。

今僕はうまいことを言ってますよ。
何ヶ月か前に食べたモリンガの種が今、
体内で実を結んだ。
比喩ではなく文字通りの意味で。
言葉と世界のフィジカルプレーです。

僕らはキーカーカー島で昼食をとるために、
オープンテラスのメキシカン料理屋に入った。
オープンテラスというより「屋根のない店」に見える。
もっといえば屋根もドアも壁もない店です。

僕らはそこでブリトー(US8ドル)を頼んだ。
豆、野菜、チーズが巻かれたベジタリアンブリトー。
ブリトーを持ってきてくれた時、
一緒に瓶に入った自家製の緑色のソースを出してくれました。

ウェイトレスは「ミラクルプランツのソースよ」と言った。
ワッツミラクルプランツ?と僕が聞くと、
「モリンガという植物の葉っぱと、
玉ねぎにハバネロをミックスしたものよ」と言った。

モリンガ!?
ウェイトレスがベンチのすぐ横の植物を指した。
それがモリンガの木でした。
水道管みたいに変な形に曲がっています。


(モリンガの木みんながみんな曲がっているわけではなく、
たぶんこの店のだけ)
モリンガの後ろに大きなパラボラアンテナがある。
一体何を受信(発信?)しているのか。

そしてこの横にはグリルマシンが置いてあります。
グリルをするだけなのに、
まるでタイムカプセルのように大掛かりです。
このネイチャーの中で機械がSF的な光景を醸し出してます。


モリンガに僕が喰いついていると、
ウェイトレスは親切にも裏に連れて行ってくれて、
もっと大きいモリンガを見せてくれた。
そしてモリンガの種をくれた!

日本の友達はネットで高いお金を出して買ってるものを、
僕はタダでもらったのでラッキーな気分になりました。
しかも鞘付きだ。
帰ったら友達に自慢したいと思います。


ウェイトレスはマイリンというコスタリカ人で、
サングラスを取るとモリンガのように
きれいな緑色の眼をしていました。





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