2013年12月8日日曜日

おれとリズム

近藤等則の『いのちは即興だ』という本に
こう書いてありました。

「それにジャズなんて音楽は、
本当にグルーヴといったりノリといったりするように、
ノリがいいかどうかが大事じゃないですか。
そうしたら、そういう人生もノリのある人生を送らなくて、
何か平たんな人生を送りながら
ラッパだけノリがあるのをふけるかといったら、
たぶん吹けないと僕は思うんですね」

「あの人ノリ悪いよね」と言ったりすることがあります。
僕はそう言われる方の部類の人間です。
ノリの悪さ以外にも、
よく人から「リズム感がないよね」と指摘されます。
なるほど、確かに会話にしても動きにしてもリズム感が無い。
あんまり言われるから
「おれとリズム」というテーマで考えに耽るときがある。

人生テーマはあったほうが、
毎日を面白楽しく過ごせると思うから意識します。

最近「今の関心事は体幹」だという人が二人いました。
共に女性です。
二人共「体幹を鍛えたい」ということを言ってました。
二人以上からあまり聞かない単語を聞くと
僕は流行っていると見なします。
「体幹」は今巷では流行ってるんだと思う。

トランぺッターである近藤等則という人は「ノリのある人生」を送り、
明るい前向きな彼女たちは「重心のブレない人生」を考えている。
そういうテーマを通ることで、
自己表現のようなことが花開いたり、
より解放感をもたらして気持ちの良さを感じたりしそうです。

「おれとリズム」はまだ解決していません。
毎日に「解決していないテーマ」があることも、
僕にとっては毎日を活性化させてくれるものの一つです。

「わざとリズムをずらす」
なんて高いレベルのものだったら楽しいんですけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿