2013年12月29日日曜日

ベリーズ旅行番外編

『ベリーズの乳製品』

ベリーズは多くの物資を輸入に頼っている。
たとえば乳製品が少ないです。
チーズも牛乳も少ない。
チーズはナチュラルチーズではなくプロセスチーズが、
牛乳は生乳ではなく加工乳が多いです。

その加工乳の中でも特にポピュラーななのが「LALA」です。
これには二種類、普通のと薄いのがある。
二つの違いはパッケージのプリントで、
普通のほうは男、薄いほうは女のモデルが使われています。

鈴木くんはどうしてもこの男が好きになれないということで、
薄いのは好きじゃないのにいつも薄いほうを買っている。
鈴木くんが買えないなら僕が買ってあげるということで、
この二種類を並べてみました。

……だからどうだっていう意味もないですけど。


『ベリーズ式二人乗り』

プンタゴルダには子供がたくさんいる。
鈴木くんが勤めるTCCという中高を兼ねた学校には九百人の生徒がいる。
六千人の街に九百人です。
六人に一人が生徒で、
街を歩いているとだいたい子供が鈴木 くんに挨拶をしていきます。

子供が多いですから必然的に、
交通手段は車より自転車が多くなり、
街にはよく自転車が走っています。
そこでよく見かけるのが二人乗りですけど、
この乗り方が変わっています。

一人は普通に座って、もう一人がハンドルの上に腰掛けます。
観察の結果、
この乗り方は子供の体が大きくなると運転が難しくなる乗り方です。

ハンドルに腰掛ける者があまり大きいと、
ハンドルを切るのに苦労をする。
そして視界が遮られて危なくなります。


『マヤ族の人形』

JICAのシニア部に所属する千葉さんという方は
マヤの伝統工芸品を扱うお土産物屋さんをマネージしてます。
どんな仕組みか時間が少なく詳しく聞けなかったんですけど、
組合という形みたいです。

十人ほどのマヤ族の工芸家が組合員になっていて、
彼らが持ってくるものを千葉さんが管理する店で販売する。

工芸品の定番はバスケットですけど、
日本に帰ったら店で使えそうなコースターをたくさん買いました。
その中の商品を見ていたら人形を発見しました。

不気味だなと思って手に持って眺めていると千葉さんが
「それ、作った人の本人の毛だよ」と言いました。
どうりでちょっと毛がちりちりしていて、
白髪が混じっているわけです。
それにしても、
お土産物にしてはかなりヘビーな商品です。


下の写真、後方右が千葉さん。
手前の方は工芸品を持ってくるマヤ族のおばさん。

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