2012年7月26日木曜日

ショッカーVSシーマン

しばらく前から自転車に乗る主婦の間で、
UVカットの黒いサンバイザーを付ける人が出てきました。
はじめは新手の宗教の人かと思いましたけど、
特別気になるほどではありませんでした。

しかしこないだ早朝にこんな人がいました。
定番アイテムの顔面サンバイザーに加えて、競技用のヘルメット。
そして、最近スポーツ選手が着るような全身黒のピチピチスパッツ。
白い部分は首に巻いたタオルと手袋だけで、後は全部黒。
特殊装備をしたスペシャルショッカーです。
でも自転車だけは普通のママチャリ。
そのママチャリを猛烈なスピードでこぐ。

そんな格好で、どこに向かうのか。
保育園の送り迎えか?
保育園にはそういう人たちがたくさんいて、
また新たなグッズの情報交換会でも行われているかもしれない。

これを、形式にこだわらず目的を追う人だと見ると、
これこそ現代人なのかと思える。
この反対の極みにいる人たちの格好に、
メッセージTシャツを着る人たちがいる。

シーマンというメッセージTシャツ好きがいる。
彼は万里の長城に行きたいという思いから、
「万里长城」(ワンリーチャンチョン)という文章と、
ワンリーチャンチョンのイメージ図が描かれたTシャツを着ていた。
そしてまた別の日には、
聖飢魔Ⅱのような顔をした猿に、角と牙を生やした生き物が、
ワンポイントにでかでかプリントされた不気味なTシャツを着ていた。
おとなしいシーマンは特にこれが気に入っていると言っていた。


僕はシーマンのこの姿勢に感動しました。
「自分はもうそれを手に入れたようなものだ」
になってるじゃありませんか。
ショッカーたちは永久にショッカーとして戦わねばならないところを

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