2013年10月20日日曜日

お土産には阿闍梨餅

今週三日間オーシャンにウーファーとして
ヒロさんという方が畑のお手伝いに来ていました。
オーシャンでは受入先のホストとして、
仕事のお手伝いをしてもらう代わりに
宿と食事を交換するシステムを活用してます。

先週もハダさんという方が一週間ほど
ウーファーとして来ていました。
北は北海道から降りてきて、
農地を点々と南に移動しながら見て回っていたのです。
いずれ自分で「集落」を作りたいと言っていました。

ともかく、ヒロさんは実家が京都で、
今度オーシャンに遊びにくるとき
お土産を買って来ると言ってくれたので、
僕はアレをお願いしようと思いました。

えーっと……。と僕が考えているとヒロさんが、
「八つ橋?金平糖?柴漬け?たまごボーロ?赤福?
僕赤福好きなんだよなー」
とだんだん京都から離れて自分の好みに移っていきました。

どれも違います。
僕は部屋に戻って「京都・お土産・ランキング」で検索しました。
そしてやっと見つけました。
案外下にありました。
「県内ランキング26/207位 阿闍梨餅」

僕が今もらって群を抜いて嬉しいお土産は「阿闍梨餅」です。
これはお土産のレベルを越えています。
ランキングの説明書きにこう書いてあります。

安政3年創業の阿闍梨餅本舗京菓子司満月は、
『一種類の餡で一種類の菓子しか作らない』を基本方針とし、
少品種高品質にこだわり続けている菓子舗だ」

安政3年とはハリスが下田に着任した年であります。
(とウィキペディアに書いてあった)
そんな昔から阿闍梨餅があったなんて知らなかった。
僕が知ったのはここ二、三年のうちです。

それ以来京都土産で八つ橋をもらっても
ちょっとガックリくるようになった。
あの硬い八つ橋には怒りを憶えるようになり、
柴漬けにいたっては永久に棚の奥底で
真空パックのまま眠っておけと思うようになった。
(何様だ)

とにかく阿闍梨餅のあの皮がうまい。
箱から餅の小袋を出すと説明書きに
トースターで焼くと一段と美味しいですよと書いてある。
そこでトースターで焼いてみると、
この皮のモチャモチャ感がたまらなくなる。
皮なのに餅、餅なのに皮、この秘伝の皮がうまい。

僕は何回か京都駅の売店で買おうと寄ったんですけど、
いつも売り切れてます。
店員に聞くと午前中でだいたい無くなっちゃうと言ってました。

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