最近のぼくの主食はパンと野菜だ。
米よりもパンが多くて、魚や肉よりも野菜が多いです。
仕事で毎日パンを焼いていて、
野菜料理を出しているうちにそうなりました。
一般的な日本人の主食はなんだろう。
地域によってバランスはちがうんでしょうけど、
パンよりは米、
魚よりは肉、
という組み合わせが一般的か。
いちばん安いということもあるし。
数十円単位で経費削減を狙うとすると、
肉になるでしょう。
それじゃ他の人たちはどうか。
アイヌ人の主食は熊と鮭で、
イヌイットはアザラシとクジラだった。
マヤの人たちはトウモロコシとラモンの木の実だ。
四の五の言わせない、
というか二しかない。
かなりのリアリティーさです。
それに比べて現代人はどうか。
米か麦か、
それと、肉・魚・野菜をルーティーンさせる。
さらにそこから日々ちがう食材を選ぶ。
毎日食べるものが違うからピンポイントで、
「自分の主食はカンパーニュとイチジクです」
というふうには言えない。
ハンバーガーとチキンナゲットの日もあれば、
セブンイレブンのツナおにぎりと『どん兵衛』という日もある。
一年同じものを食べないのは難しいかもしれないけど、
一ヶ月同じものを食べないことなら不可能ではない。
一日三食で一ヶ月で約九〇食ちがうものを食べたら、
自分の主食は何と言えばいいんだ?
その疑問に簡単に答えるために、
米か麦か、
肉か魚か野菜か、
という五パターンからだいたい選ぶことになる。
でも一ヶ月のうちでこの五パターンを食べてても、
主食は? という疑問に対して、
そんな四の五も言えない。
僕なら朝ごはんを基準に答える。
最初に言いましたけど、
「最近のぼくの主食はパンと野菜だ」。
米も魚も肉も食べてるけど、
ただ、若干パンが優位な日が続いているだけです。
そこで僕は「主食は?」と聞かれたとき、
もうちょっとリアリティーをもって答えたい。
映像的には「僕の主食は熊と鮭です」
というのがいちばん好きですけど、
好きとかそういう問題でもないですからねー。
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