2013年5月31日金曜日

第三の眼

昨日はサッカーの日本代表戦を見てきました。
バックスタンド一階の前から十七列目で、
選手の表情や細かいタッチが見えるぐらいです。

ピクシーが監督に就任した頃、
グランパスの試合を見にトヨタスタジアムに行きましたけど、
そのときは最上階でした。
かなりの急斜面なので、
高い所が苦手な人は恐怖感に襲われそうなぐらいです。
でもそんなことよりサッカーのことばかり気になる人にとっては、
とにかくフィールドが遠い。
いくら生だからといっても、
豆粒サイズの選手がプレーする試合よりは、
まだテレビ観戦のほうがリアリティーがあります。

どんなに見にくくても生観戦を選ぶ人は
臨場感が欲しいからで、
ちゃんと内容を楽しみたいならテレビ優勢である、
というふうに僕は思ってました。

テレビが見やすさを計算して映す全体像は、
コート全体の30%ぐらいな感じがします。
それよりも離れると豆粒サイズで何をやってるか分からなくなり、
それよりも近いとボールの周囲が何をやってるか分からなくなる。

でも、良い席が取れて近寄れれば、
たとえ視界で捉えれるサイズが同じ30%だとしても、
テレビよりも見やすい。
「テレビ慣れしてる僕は肉眼をあまり意識してなかったのか?」
と思うぐらい、肉眼で見る映像は多面的でした。
たとえカメラでどれだけ良いレンズを使っても、
魚眼の限界がありますけど、
肉眼は魚眼を併せ持ちつつ何か別の機能もある気がしてならない。
肉眼はレンズを上回るという、
自分のカラダを再発見した気分です。

その機能はもしかしたら、
オーシャンで働いていると野菜ばかり食べることになるので、
第三の眼みたいなものが開いちゃったのかもしれません。
肉眼、魚眼、ヴィーガン。
なんちゃって、ふ、ふふ、ふふふ。

※ヴィーガン=菜食主義

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