2013年1月18日金曜日

西幡豆レポート①

今、「西幡豆の今と昔」というテーマで、
西幡豆に住んでいる人から話を聞いて、
どんな変化があるのか調べることをしてます。

ただ場所が時間によって変わることだけではなくて、
そこに住む人にとっての変化を特に気にして、
話を聞こうと思ってます。

昨日は西幡豆で生まれ、
西幡豆で育った、
56歳の原田さんに話をしてもらいました。

原田さんはオーシャンにもよくきてくれる方で、
たまにウッドデッキでトランペットを吹いてます。
ジャズ演奏者でもある原田さんは
ばりばりの三河弁奏者でもあります。

第一回目のインタヴューは、
午後3時から4時までの1時間だけでしたけど、
最初からおもしろい話ができました。
この日原田さんは4時から歯医者だったので、
次回、思い出の場所を散歩しようという話になりました。

思い出の場所はどこかと訪ねたら、
ぼくらは原田さんの家の居間のコタツに入ってましたけど、
原田さんは自分が座る床を指差してこう答えました。

「おれはこの場所で生まれて、ここで育った。
外に出れば、思い出のない場所なんかない」

原田さんは文字通りこのぼくらが座る場所で、
(家は建て変わりましたけど)
自宅でお産婆さんにとりあげられたのです。
60年ほど前の幡豆ではそれが一般的でした。

話の時間はあっという間にすぎて、
原田さんは「さあ、敗者復活戦だ」
と言って歯医者に出かけていきました。
またインタヴューがまとまったら
ブログにアップしたいと思います。

今日はぼくはお休みで、
学校のスクーリングで東京と箱根に行ってきます。
トラヴェル・ライティングという授業で、
箱根の富士屋ホテルに行って記事を書くような内容でした。

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