昨日とおとといはテラス席が大人気でした。
今日から天気が崩れるみたいなので、
外は怪しいですけど、
のどにダメージを与える乾燥をやっつける天気模様は歓迎です。
水分といえば、ぼくは昔同年代の女の子に、
「水っぽさは色気の象徴だ」と言ったことがあります。
へへん。
彼女は一笑に付しました。
「油ぎってたりしてたら気持ちわるいし」
ぼくは象徴的な見方に強く興味を持っていたので、
ムカッときました。
「おまえ、あ、お、あ、え、あ、お、おまえ!」
反論しようと思ったんですけど、
たぶんぼくのセリフ自体何かの本の受け売りだったので、
その先が出てきません。
でも、受け売り以外どんな言葉を、
青年男児が持っているっていうんですか。
ぼくはチッと舌を打ち、負けを認めも同然で黙りました。
そのあとうちに帰ってから、水と油は交わらないだろうって、
別物だってことはキッズたちにもわかることだろうって思い出しました。
あとになって見つかるまともな答弁。
悔しくても明日にそなえてすする素麺。
季節はずれの脚韻にてよろしく御免。
油っぽい天気とはいわない、
水っぽい天気。
潤おって、
女の人にも畑にものどちんこにも色気おかえりなさい。