みなさんのご自宅にマカロニはありますか?
うちにはあります。
「エルボマカロニ(ゆで時間約4分)300g」という、
早ゆでタイプと表記されてるものがありました。
しばらく前に母親がうちで料理をするために、
買ってきたものの残りです。
はたしてマカロニをどう使ったか。
サラダの上にのせました。
やっぱりマカロニサラダです。
お惣菜コーナーにあるマカロニサラダとはちがいますけど、
やっっぱりマカロニサラダです。
いったいマカロニを主食のパスタとして
使ったことのある人がいるんでしょうか。
パッケージの裏側にはちゃんと
おすすめの料理法がのってます。
「ナスとズッキーニのパスタの作り方」
とてもおいしそうです。
ぼくはズッキーニが大好きです。
作りました。
ただ残念なことにズッキーニがなかったので、
ナスとブロッコリーで作りました。
ソースはニンニクをきかせたトマトソースです。
マカロニのサイズは2センチの長さに、
直径が3ミリです。
これをゆでると3・8センチ×5ミリになります。
並べるとけっこう大きくなったのがわかります。
「ゆであがったらザルにとり、
よく水分を切ってください」
と書いてあるのでその通りにする。
それからソースにからめてお皿に盛る。
とても不思議なかんじがする。
一人前として100gゆでました。
日本で100gのマカロニはそうそうお目にかかれません。
お惣菜コーナーにあるマカロニサラダ、
たぶんあれは10gぐらいの麺の量だと思います。
あれの10倍です。
ふつうのパスタ麺ならなんとも思わないですけど、
マカロニだとどこか「群衆」に見えてしまう。
なぜか反抗的な態度をとられている気がしてくる。
スプーンかフォークかで迷いスプーンを選ぶ。
スプーンでマカロニをかき回す。
群衆をかき乱す。
ふつうのパスタに比べて抵抗力が弱い。
簡単にかきまざる。
スプーンですくって食べてみる。
口の中がひょろひょろした感触でいっぱいになる。
麺を噛んでみると、なんの弾力もなく噛み切れた。
抵抗力のない「群衆」です。
ふつうの麺のゆで時間はだいたい
芯が若干残るていどの状態を示している。
ところがマカロニには芯どころか腰もない。
ふにゃふにゃである。
ふにゃふにゃ、ふにふに、である。
二口目に一本だけで食べてみる。
ふつうの麺よりも軽い。
短いから当然ですけど、
一本だとかなり口の中が物足りない。
次はスプーンに山盛りを食べてみる。
トマトの欠片とブロッコリーなども入ってくる。
口の中のいろんなところに当たるふにふに感がすさまじい。
何重にもつみかさなったマカロニを歯で圧迫する。
いとも簡単に、
ふにふにふにふにふにふに、
とマカロニを分断してしまう。
これはなんともいえない気持ちよさがある。
また口の中をマカロニで満たしたくなる。
この気持ちよさはここのところ久しい気持ちよさです。
最近は麺類といえばバリカタ、アルデンテで、
どこもかしこも腰、腰、腰です。
そこのところがマカロニはちがう。
腰ゼロ。
筋力ゼロ。
武装解除。
群衆は群衆でもオカマの群衆というかんじですけど、
腰がないのもまたふにふに感を楽しめる。
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!
メッセージありがとうございます。
返信削除そういえばこのとき以来マカロニを食べていません。
マカロニってやっぱり腰が無いだけに存在感が薄いですよね?
思い出すと食べたくなるんですけど。
ぜひまた遊びに来てください!