2012年3月5日月曜日

春の揺さぶり・パート2


・昨日は春に揺さぶられてる三人について
書きました。
春に頭をもうろうとさせられた人。
春に揺さぶられる人。
自分の短気を春のせいにした人。

「大丈夫かオーシャン?」
と思いの方、
はい万事OQです。

ジャジャン。
突然ですが、
ここでこの「万事OQ」を少し解説させて頂きます。
まず「O」これはOKのOです。
で「Q]これは「万事休す」の休になります。
すなわち万事OK大丈夫と、
万事休すもうだめだが重なり合った言葉として
「万事OQ」になるわけです。

この言葉、
多岐に渡る場面で使えます。
たとえば上司からプロジェクトの途中経過を聞かれて
答えるときに、
「万事OQです(ぼそぼそ)」と言ったとする。
上司から「え?なに?」と聞かれても、
「万事OQです!」と早口で言う。
上司が「まあ引き続きがんばりたまえ」と言うまでくり返す。
ここでのキーポイントはぼそぼそと早口です。

さあプロジェクトがコケタ。失敗した。
どうする?上司に何て報告する?
ノンノンノン。報告なんていりません。
もしなぜ報告がないのかと聞かれたらすかさずこう答えるべし。
「え?万事休すだと言ったではありませんか!
あのとき……もし何か助言さえあれば……。
それなのにひどい!今更どうだなんて!」
と、失敗を上司のせいにする。

いやいや、プロジェクトは大成功。
これもあえて報告なんていらないでしょう。
「ねー?だから万事オッケーだと言ったじゃないですかー。
ぼくに任せておけば成功間違いなしですって。
次回もぼくの企画、お願いしますね。てへへ」
と、出世コースまっしぐら。

もしこんなやつがいたら、
道徳社会の風上にもおけないですけどね。

昨日は仏教の絶対他力によって、
自分の感情の異変を春のせいにしました。
そして今日はそのまんま人のせいにするというものです。
自分の責任を他に転換するという、
無責任な主張です。

ただしなすりつけるには、
ルールが前提でしょう。
なすりつける人となすりつけられる人がお互いに、
失敗した人が誰かということを理解していることです。
なすりつける人が自分の失敗を理解してなければ、
ほんとの「風上にもおけないやつ」になってしまいますからね。

ぼくはお店でしてしまった自分の失敗は、
たいてい後輩の山崎くんになすりつけることにしてます。
春ゆえに、犠牲になってくれヤーマン(山崎くんのこと)!


牧W一心