2013年3月12日火曜日

百合根と芋

昨日は懐石料理を習う料理教室に行ってきました。
百合根、加茂川のり、防風の葉、ぶどうのし梅、
知らない食材を色々使うのは混乱しますけど、
新しい発見にもなって楽しかったです。

東寺湯葉という料理がうまかったです。
蒸した百合根とえび、桜麩を湯葉で包んで、
さっと揚げる。
「さっと揚げる」ことを先生は「油をまとわせる」と言ってました。
その油をまとわせた湯葉をさっとすくってすぐに出汁に浸す。
それを食べる。
えびの歯ごたえと百合根のホクホク感が良い組み合わせです。
そして当たりくじみたいに一個だけ入ってる麩が、
ちょうど良いタイミングでもちもちやってきてうまいです。

教室が終わってから「ワイドビューひだ」で、
下呂の[湯之島館]に向かう。
昭和六年創業だそうで、
門構えは当時のまま残されている。
提灯がぶら下がっていて、
昭和よりもっと昔の建物に見える。

夜も懐石料理で、ここでも百合根を食べる。
小鉢に西京みそでからめてある。
ホクホク感があってやっぱりうまいです。

百合根のホクホク感は芋系のホクホクほどズッシリはしてない。
芋ばっかり食べていると芋野郎と言われそうですけど、
百合根ばっかり食べていても見下されることはなさそうです。
何なのでしょうかこの、
花の一部を食べてると思うと何か贅沢な気分になってくるのは。

そういえばこないだキクイモというのを食べましたけど、
いくら花の名前が入ってるからといっても、
芋は芋でした。
特徴としてはシャキホクでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿