この時期、原木シイタケがよく収穫できます。
幡豆の山の中で、木に囲まれた暗い一角に栽培コーナーがあります。
長い横棒に、太めの短い木を何本も立てかけて、
その短い木の方からぴょこぴょこシイタケが生えてきます。
湿気と一定の気温が必要なので、
林の湿地帯が丁度良いそうです。
特に雨上がりのあったかい日は、
木から傘をさしたシイタケの子どもが何本も出てくる。
キノコは人を狂気に駆り立てる。
宮本さんが朝シイタケを畑から届けてくれるとき、
目は血走って、
までいかないですけどハイになってます。
あるていどの大きさになったら収穫しないと、
地面に落ちて朽ちてしまう。
拳サイズぐらいが大きめなほうで、
小さいまま育たないやつもある。
それぞれサイズも形状もぜんぶちがう。
その、もぎたてのシイタケを厚切りにして、
強火にかけたフライパンで軽く焦げ目が付くぐらいに焼く。
火を止めてしょう油をほんの少しフライパンの上にかけると、
良い香りが立つ。
シイタケのステーキ。
しんなりしてしまう前に食べる。
野菜とも肉とも魚貝ともちがうこのぷにぷに感。
弾力があるけど、軽く歯で裂けるやわらかさがある。
原木シイタケは魔力を放ってます。
今日はどれだけ収穫があるんだろう。
今夜は満月BARです。
キャンドルナイトを楽しみにきてください。
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