2013年3月29日金曜日

ゴーストライター

仕事を休んだ。
休みたかった。
理由は言いたくない。
なぜかと言うと風邪というのが恥ずかしく思うから。
(カゼとは読まずに、自分のだらしない生活のツケと読んでしまう)
けれども、恥ずかしいと思う自分は
社会人としてまともな所がちょっと残っているなとも思う。
もう休みだから何でもかんでも思っちゃう。

喉が痛く、関節が痛い。
だるい、眠い、頭がぼーっとする。
ぼーっとしているのはいつものことだ、
と突っ込まれそうだが、
今日ぼーっとしているのは薬(クスリとは読まない。今日はヤクと読みたい)
によるものなのだ。

そんな時に限って面倒な友人が訪問して来ている。
(今日はめんどうとは読まず、
「無駄に話しかけてきてもういやになる」と読みたい)
その面倒な人にパンケーキを焼いてもらった。
その人のパンケーキは硬かった。
文句をいうと、もっと硬いパンケーキになった。

さらに、一昨日アメリカから訪ねてきた母もいる。
(ハハとは読まずに、このブログを読んでいる人にお礼を言いたい)
人に囲まれての朝食は久しぶりだ。
母は掃除をしている。
僕は掃除が出来ない。
母は掃除がうまいとは言えない。
掃除が出来ない僕からそう思われている母。

しかし、面倒な友人は母をそんな風には考えていないようだ。
掃除をしている母に対しては賞賛の眼差しを送っているように見える。
が、部屋を散らかして床に伏している僕に対しては
軽蔑の念をいだいているようだ。

確かに!洗濯物を屑かごの縁に引っ掛けて干している自分。
一人暮らしというのはそういうもんなんだよ!と昔の自分が言った。
だけど今の自分はそういう軽蔑に対して、
ハンガーにかけ直す柔軟な姿勢を見せている。

とにかく、
風邪薬面倒母(かぜぐすりめんどうぼ)なのである。

*風邪薬面倒母………読者のみなさんと支えてくれる母と友人への感謝をどう自分の中から見出して伝えるのか、そして、来月に控えた引っ越しの準備をダラダラせずにしっかりとやらなければ、と踏ん切りをつけようにもつけることのできない社会的にも身体的にもぼーっとしている僕のこと。(友人の言葉より引用)

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