三月にオーシャンでは「活花ワークショップ」が開催されます。
昨日講師の方とスタッフが店で打ち合わせをしていて、
僕はピザの仕事をしながら話しを聞いていました。
今回の「生花ワークショップ」のキーワードは「剣山」です。
企画コンセプトは、
「ここ最近生花を生けるのに吸水スポンジが一般的になり、
伝統的な道具である剣山が省みられなくなっているけど、
剣山には良いところがたくさんある」
というようなことでした。
そこでみんなは、
その剣山にスポットライトを当てたタイトルを考えてました。
だけどすぐに問題が立ち上がりました。
「剣山」という単語が入るとなぜか文脈通りの意味から外れる感じがする、
という問題です。
最初に上がったタイトルはこうです。
「剣山を身近に感じよう」
一見普通と言えば普通で、
ワークショップでは端的にこのことを伝えたい。
でも何か変だよね、
と机を囲んで打合せをしている人たちは言いました。
「剣山」と「身近」を組み合わせるとチクチク感がある、と。
剣山。
あの、針がたくさん集合した丸いコースターのようなもの。
僕らはどのようにして剣山を身近に感じるのか?
たとえば、剣山を顔の横とかに持ってくることを想像すると
チクチク感があります。
顔のそばに持ってくるものじゃないのに、
剣山という言葉が一人歩きして顔の近くまでやってくる、
イメージ的に。
それじゃということで他のタイトルが考えられましたけど、
あまり剣山に光を当て過ぎても、
生花がどっかに行ってしまいます。
「剣山の使い方」
「剣山の効果と実践」
「剣山を使った基本を教えます」
「KENZAN」
「剣山の正しい使い方と間違った使い方」
剣山の間違った使い方って何でしょうか?
肉叩きにするとか、
お仕置きの道具にするとか?
というふうに、
ああでもないこうでもないという話しを聞きながら、
僕はピザを焼いてました。
話しはまとまったそうですけど僕は途中で聞けなくなりました。
三月の「生花ワークショップ」気になる方、
近日中ホームページに詳細アップ予定なので、
またチェック&クリックしてみてください。
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