2014年1月22日水曜日

剣山を身近に感じよう

三月にオーシャンでは「活花ワークショップ」が開催されます。
昨日講師の方とスタッフが店で打ち合わせをしていて、
僕はピザの仕事をしながら話しを聞いていました。

今回の「生花ワークショップ」のキーワードは「剣山」です。
企画コンセプトは、
「ここ最近生花を生けるのに吸水スポンジが一般的になり、
伝統的な道具である剣山が省みられなくなっているけど、
剣山には良いところがたくさんある」
というようなことでした。

そこでみんなは、
その剣山にスポットライトを当てたタイトルを考えてました。
だけどすぐに問題が立ち上がりました。
「剣山」という単語が入るとなぜか文脈通りの意味から外れる感じがする、
という問題です。
最初に上がったタイトルはこうです。

「剣山を身近に感じよう」

一見普通と言えば普通で、
ワークショップでは端的にこのことを伝えたい。
でも何か変だよね、
と机を囲んで打合せをしている人たちは言いました。

「剣山」と「身近」を組み合わせるとチクチク感がある、と。
剣山。
あの、針がたくさん集合した丸いコースターのようなもの。
僕らはどのようにして剣山を身近に感じるのか?

たとえば、剣山を顔の横とかに持ってくることを想像すると
チクチク感があります。
顔のそばに持ってくるものじゃないのに、
剣山という言葉が一人歩きして顔の近くまでやってくる、
イメージ的に。

それじゃということで他のタイトルが考えられましたけど、
あまり剣山に光を当て過ぎても、
生花がどっかに行ってしまいます。

「剣山の使い方」
「剣山の効果と実践」
「剣山を使った基本を教えます」
「KENZAN」
「剣山の正しい使い方と間違った使い方」

剣山の間違った使い方って何でしょうか?
肉叩きにするとか、
お仕置きの道具にするとか?

というふうに、
ああでもないこうでもないという話しを聞きながら、
僕はピザを焼いてました。
話しはまとまったそうですけど僕は途中で聞けなくなりました。

三月の「生花ワークショップ」気になる方、
近日中ホームページに詳細アップ予定なので、
またチェック&クリックしてみてください。

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